ジェネレーティブ デザイン スタディを設定して代替デザイン(成果)を検討する場合は、生成方法を選択して、スタディに必要な情報を提供します。
Revit のインストール時に提供されるサンプルのスタディ タイプを使用する方法については、「サンプルのスタディ タイプ」を参照してください。
[スタディを作成]ワークフローでは、スタディ タイプを選択した後に[スタディを定義]ダイアログが表示されます。次の手順を実行します。
ここで選択する方法によって、成果の生成に使用するアルゴリズムが決まります。
どの方法にも、異なる情報セットをそれぞれ指定する必要があります。方法を選択すると、[スタディを定義]ダイアログが更新され、適切なフィールドが表示されます。
[スタディを定義]ダイアログに[選択]というセクションが表示されている場合は、モデル内の 1 つまたは複数の要素を選択するか、ドロップダウン リストから値を選択するか、あるいはファイルを参照するがファイル入力データを持たない入力ノードのファイル パスを定義する必要があります。
これらの項目を選択するまで、各項目の横に警告記号
が表示され、スタディを開始するための[生成]ボタンをクリックすることができません。
[ジェネレーティブ デザイン]
[ジェネレーティブ デザイン ツール]の順に移動し、[ファイルの依存関係を含める]オプションをオンにします。このファイルは今後既定で選択されます。 ジェネレーティブデザイン でのDynamoの使用の詳細については、「Dynamo for Revit を使用してスタディを作成する」を参照してください。
モデルから要素を選択するには、次の操作を実行します。
例: 机のレイアウトを生成するには、机を配置する部屋を選択します。
複数の要素を一度に選択することが必要となる場合もあります。たとえば、[窓のビューを最大化]スタディを作成するときは、複数の窓またはカーテン要素を選択します。選択した後、オプション バーで[終了]をクリックします。
適切な要素または値を選択すると、[選択]の各項目の横に緑色のチェックマーク
が表示されます。
スタディの実行に必要な情報は、選択した生成方法によって異なります。
[類似を生成]方法では、変数ごとに初期値を定義します。(スタディの値は、選択した値から +/- 20% 変化します。)
[範囲内で均等化]方法では、成果を生成するときに使用する各変数のバリエーションの数を指定します。
定数を定義して、スタディのすべての成果に同じ値を使用するには、そのチェック ボックスをオフにして、使用する値を指定します。
このトピックの内容
(スタディ オプション)をクリックし、[既定の設定を保存]を選択します。次回以降、このスタディ タイプを使用して別のスタディを定義する場合は、保存した設定が既定の開始点として使用されるようになります。必要に応じて、各スタディおよび方法の設定を変更します。
[問題]セクションには、スタディを開始して成果を生成する前に、解決する必要がある問題が一覧表示されます。
すべての問題が解決し、必要な項目への入力が終わると、[生成]ボタンが有効になります。
この処理には時間がかかることがあります。生成にかかる時間は、作成される成果または生成の数によって異なります。必要に応じて、ウィンドウを最小化してモデルでの作業を再開したり、他のアプリケーションを使用することができます。ジェネレーティブ デザイン プロセスが完了しているかどうか時々戻って確認します。