ジェネレーティブ デザインの新機能

Revitのジェネレーティブデザインで最近強化された機能について説明します。

ジェネレーティブデザイン更新プログラムは、the Autodesk desktop appから、および通常の Revit の更新プログラムの一部として提供されます。「 ジェネレーティブデザイン」を参照してください。

リリース 22.4.12

Dynamo を開いたまま ジェネレーティブデザインを使用する: Revit 要素の選択、スタディの生成、Revit 要素の作成を、DynamoDynamo プレーヤを閉じなくても実行できるようになりました。

リリース 22.3.10

ファイル パスの入力ノード: [スタディを定義]ダイアログで、 ジェネレーティブデザインのユーザ インタフェースからファイルを参照して選択できるようになりました。その結果、スタディを作成する際に、Dynamo を使用してファイルを選択する必要がなくなりました。

成果を書き出す: ジェネレーティブ デザイン スタディからデータを書き出して、CSV ファイルに保存できるようになりました。このデータには、生成された成果、フィルタされた成果、破棄された成果、およびそれらのサムネイル画像を含めることができます。CSV ファイルを Microsoft® Excel、Microsoft® Power BI、Glueviz などのツールで使用し、データを操作してさまざまな種類の表示情報を作成します。書き出した成果を他のユーザと共有します。「成果を書き出す」を参照してください。

成果のサムネイル: ジェネレーティブデザインでは、成果ごとにモデルのサムネイル イメージが保存され、[成果を検討]ダイアログに(ライブ 3D ビューの代わりに)表示されます。この改善によりパフォーマンスが向上し、一度に 10 を超える成果を確認できるようになり、既存のスタディをより迅速にロードできます。これらのイメージを検索して使用し、最適なソリューションを導き出すためのディスカッションにおいてチームと共有することができます。

ファイルの依存関係を含める: Dynamo でスタディ タイプを編集する際に、[ジェネレーティブ デザイン ツール]パネル [スタディ タイプ]タブで、ファイルの依存関係を含めることができるようになりました。このオプションをオンにすると、グラフ内の入力ノードによって参照されるすべてのファイルが、そのスタディの依存関係フォルダにコピーされ、他のユーザとスタディ タイプを共有しやすくなります。

Dynamo で簡単にスタディ タイプを開く: [スタディを作成]ダイアログで、スタディ タイプの説明の上にカーソルを移動すると、新しい アイコンが表示されます。これをクリックすると、Dynamo でスタディ タイプが開き、詳細を確認したり、動作を変更できます。たとえば、スタディを実行しようとしても成果が生成されない場合は、そのロジックを確認して調整が必要かどうかを判断できます。「スタディ タイプを更新する」を参照してください。

[スタディを作成]および[スタディを定義]ダイアログのサイズを変更する: [スタディを作成]ダイアログおよび[スタディを定義]ダイアログの応答性が向上し、好みに合わせてサイズを変更できるようになりました。

更新されたサンプル スタディ タイプ: サンプル スタディ タイプが更新され、次の改善が反映されました。

ヘルプ リンク: 一部のダイアログの下部にある状況に応じたヘルプ リンクに加えて、[スタディを作成]ダイアログ、[スタディを定義]ダイアログ、[成果を検討]ダイアログなどで、 ジェネレーティブデザインのオンライン ヘルプにアクセスできるようになりました。アクセスするには、各ダイアログの右上隅にある ボタンをクリックします。このヘルプで、 ジェネレーティブデザインのコンセプト、ワークフロー、タスク、ビデオを確認します。

リリース 22.0.23

2021 の更新がすべて統合されました。2022 リリースでは、2021 ジェネレーティブデザインの更新で改善されたすべての内容が Revit に統合されています。 ジェネレーティブデザインは、Revit インストールの一部として自動的に更新されます。改善点の概要については、「ジェネレーティブ デザイン(2022 の新機能)」を参照してください。特定の改善点の詳細については、このトピックの「2021 エディション」を参照してください。

Dynamo がバージョン 2.10 に更新されました。この更新では、多くのノードのパフォーマンスが向上するとともに、スタディ タイプで Python3 のサポートが追加されました。詳細については、「Dynamo リリース ノート」を参照してください。

提供されるその他の学習リソース

ジェネレーティブデザイン リリース 22.0.23 のリリース ノート

  • アポストロフィ(一重引用符)が含まれているスタディ タイプのファイル名が、アポストロフィを省略して変換される問題が修正されました。この問題は、主にフランス語のサンプル スタディ タイプに影響しました。スタディ タイプのファイル名にアポストロフィを含めることができるようになりました。
  • 生成方法を変更して[Esc]を押すと、[スタディを定義]ダイアログが空白になる問題を修正しました。今後この問題が発生することはありません。
  • Revitのジェネレーティブデザイン を使用してイメージを変更した後、Dynamo for Revitの[スタディを作成]ダイアログに表示される(選択したフォルダからの)スタディ タイプのイメージが正しく更新されない問題を修正しました。スタディ タイプのイメージは正しく更新されるようになりました。