Revitのジェネレーティブデザインで最近強化された機能について説明します。
ジェネレーティブデザイン更新プログラムは、the Autodesk desktop appから、および通常の Revit の更新プログラムの一部として提供されます。「 ジェネレーティブデザイン」を参照してください。
Dynamo を開いたまま ジェネレーティブデザインを使用する: Revit 要素の選択、スタディの生成、Revit 要素の作成を、Dynamo や Dynamo プレーヤを閉じなくても実行できるようになりました。
ファイル パスの入力ノード: [スタディを定義]ダイアログで、 ジェネレーティブデザインのユーザ インタフェースからファイルを参照して選択できるようになりました。その結果、スタディを作成する際に、Dynamo を使用してファイルを選択する必要がなくなりました。
成果を書き出す: ジェネレーティブ デザイン スタディからデータを書き出して、CSV ファイルに保存できるようになりました。このデータには、生成された成果、フィルタされた成果、破棄された成果、およびそれらのサムネイル画像を含めることができます。CSV ファイルを Microsoft® Excel、Microsoft® Power BI、Glueviz などのツールで使用し、データを操作してさまざまな種類の表示情報を作成します。書き出した成果を他のユーザと共有します。「成果を書き出す」を参照してください。
成果のサムネイル: ジェネレーティブデザインでは、成果ごとにモデルのサムネイル イメージが保存され、[成果を検討]ダイアログに(ライブ 3D ビューの代わりに)表示されます。この改善によりパフォーマンスが向上し、一度に 10 を超える成果を確認できるようになり、既存のスタディをより迅速にロードできます。これらのイメージを検索して使用し、最適なソリューションを導き出すためのディスカッションにおいてチームと共有することができます。
ファイルの依存関係を含める: Dynamo でスタディ タイプを編集する際に、[ジェネレーティブ デザイン ツール]パネル
[スタディ タイプ]タブで、ファイルの依存関係を含めることができるようになりました。このオプションをオンにすると、グラフ内の入力ノードによって参照されるすべてのファイルが、そのスタディの依存関係フォルダにコピーされ、他のユーザとスタディ タイプを共有しやすくなります。
Dynamo で簡単にスタディ タイプを開く: [スタディを作成]ダイアログで、スタディ タイプの説明の上にカーソルを移動すると、新しい
アイコンが表示されます。これをクリックすると、Dynamo でスタディ タイプが開き、詳細を確認したり、動作を変更できます。たとえば、スタディを実行しようとしても成果が生成されない場合は、そのロジックを確認して調整が必要かどうかを判断できます。「スタディ タイプを更新する」を参照してください。
[スタディを作成]および[スタディを定義]ダイアログのサイズを変更する: [スタディを作成]ダイアログおよび[スタディを定義]ダイアログの応答性が向上し、好みに合わせてサイズを変更できるようになりました。
更新されたサンプル スタディ タイプ: サンプル スタディ タイプが更新され、次の改善が反映されました。
ヘルプ リンク: 一部のダイアログの下部にある状況に応じたヘルプ リンクに加えて、[スタディを作成]ダイアログ、[スタディを定義]ダイアログ、[成果を検討]ダイアログなどで、 ジェネレーティブデザインのオンライン ヘルプにアクセスできるようになりました。アクセスするには、各ダイアログの右上隅にある
ボタンをクリックします。このヘルプで、 ジェネレーティブデザインのコンセプト、ワークフロー、タスク、ビデオを確認します。
2021 の更新がすべて統合されました。2022 リリースでは、2021 ジェネレーティブデザインの更新で改善されたすべての内容が Revit に統合されています。 ジェネレーティブデザインは、Revit インストールの一部として自動的に更新されます。改善点の概要については、「ジェネレーティブ デザイン(2022 の新機能)」を参照してください。特定の改善点の詳細については、このトピックの「2021 エディション」を参照してください。
Dynamo がバージョン 2.10 に更新されました。この更新では、多くのノードのパフォーマンスが向上するとともに、スタディ タイプで Python3 のサポートが追加されました。詳細については、「Dynamo リリース ノート」を参照してください。
提供されるその他の学習リソース