ログイン

VDF は、Vault にログインするためのメカニズムを提供します。ログインは、GUI を使用して実行することも、GUI を使用せずに実行することもできます。

ログイン GUI 機能

ログイン GUI では、Vault にログインするためのさまざまな機能が用意されています。

自動ログイン
 

自動的にログインできるようにする GUI を有効にすることができます。次回アプリケーションを実行するときには、ユーザの資格情報が記憶されているため、ユーザの代わりにログインできます。

パーシスタンス
 

前回のログインに使用したユーザ名、サーバ、Vault が GUI に記憶されます。また、GUI では、最近使用したサーバと Vault の履歴も維持されます。

カスタマイズした匿名ログイン
 

匿名ログインのラベルは、ホスト アプリケーションのブランドを表示するように設定することができます。たとえば、テキストを "コンテンツ センター ログイン" に変更することができます。

Vault 参照
 

[ログイン]ダイアログ ボックスでは、特定のサーバ上で使用可能な Vault のリストから Vault を選択することができます。

一般的なログイン機能

次の機能は、ログイン GUI の使用の有無に関係なく使用できます。

複数のタイプのログイン
 
  • 標準。ユーザ名とパスワードを使用して Vault に接続します。
  • Windows 認証
  • 匿名
  • 読み取り専用
  • サーバ専用。接続では、サーバにはログインしますが、特定の Vault にはログインしません。
接続キャッシング
 

    同じ資格情報で 2 つのログインが行われた場合、接続オブジェクトが共有されます。

非同期の実行
 

すべてのログイン アクティビティは非同期で実行されます。正しくないサーバを入力した場合、タイムアウトまで 30 秒待つことなく、すぐに[キャンセル]をクリックして新しい資格情報を入力することができます。

進行状況
 

ログイン操作の進行状況に関するレポートを取得するには、進行状況コールバックを指定します。

検出対象のエラー
 
次のエラーがログイン ビジネス ロジックによって検出されます。
  • 無効なユーザ名
  • 無効な Vault 名
  • 無効なサーバ名
  • 無効な資格情報(ユーザ名とパスワードの組み合わせが一致しない)
  • サーバが存在しないか、アクセスできない
  • サーバ上に Vault が存在しない
  • クライアントがサーバのバージョンと対応していない
  • クライアントがサーバ製品と対応していない