ワークフロー: 集水域モデルとパイプ ネットワークをセットアップするには

集水域モデルのセットアップの最初の手順は、サイトの一般的な排水傾向を決定することです。これは、高点(水文学最遠方ポイント)、低点(コレクションまたは流出ポイント)、および水路、排水溝を確認することを意味します。低点はしばしば、サイト上の湿地または池、地続きの土地、または隣接した道路の排水ますであったりします。

この最初の解析が終了したら、集水域、流路、および水流セグメント作成コマンドを使用して、集水データを作成することができます。

サイトの排水パターンを分析するには、[サーフェス プロパティ.]コマンドを使用して、標高解析、流域解析、および/または勾配矢印解析を行う

および/または

水がサーフェスを横切って流れる場所を示すには、[ウォーター ドロップ]コマンドを使用します。

複数のサーフェス プロパティ解析を実行し、次に解析する集水を表している領域の周囲にポリラインを描くことができます。
必要に応じて: 可能性の高い流出ポイントに基づいて、その場所に吐き口構造物を使用してパイプ ネットワークを作成する 集水域の作成に、この手順は必須ではありません。しかし、集水域および流路データを Autodesk Storm and Sanitary Analysis で使用するには、構造物との関連付けが必要です。
集水域グループを作成する 集水域グループを使用して、単一のパイプ ネットワークに属する集水域や条件付き解析に使用する集水域というように、集水域を編成することができます。

サーフェスから集水域を作成する

または

ポリラインから集水域を作成する

サーフェスに含まれる領域に対して、[サーフェスから集水域を作成]コマンドを使用します。

境界に流れる領域を定義している場合、希望の解析領域を囲むようにポリラインを描き、[オブジェクトから集水域を作成]コマンドを使用する必要があるかもしれません(地続きの土地や湿地に隣接している場合など)。

サーフェスから流路を作成する

または

ポリラインから流路を作成する

集水域作成コマンドの使用時に、流路を作成することができます。または、集水域を作成した後に流路を作成または編集することができます。

吐き口参照サーフェスを定義する 集水域の作成時に、上記の手順 2 で作成したパイプ ネットワーク構造を選択することができます。または、[集水域のプロパティ]を使用して、これを後で定義することができます。
その他の水流セグメントを作成し、セグメント データを定義する 最終結果である計算された集中時間(Tc)は、集水域、流出係数、パイプ構造物流出データとともに、Storm and Sanitary Analysis で使用することができます。