Copy Design のインタフェースについて学習します。
Copy Design はツールバー付きのモードレス ダイアログになりました。他のコマンドに Vault Client を使用したり、コピーするファイルを追加している間、開いたままにすることができます。
ショートカット キーは、[Copy Design]ダイアログ内のすべてのオプションで使用できます。
ツールバーは、[ファイル]、[表示]、[アクション]、[オプション]、および[ヘルプ]の 5 つのメニューで構成されています。
EXPORT |
希望する場所にエクスポートします。[名前を付けて保存]ダイアログで場所と形式を指定します。 |
![]() ファイルを追加する |
メイン ビューにコピーするファイルを追加します。 詳細については、「Copy Design: [ファイルを追加]」を参照してください。 |
ルート ノードをクリア |
右クリック メニューから[ルート ノードをクリア]オプションを使用すると、そのノードとすべての子をダイアログから削除することができます。このオプションは、ルート ノードを選択した場合にのみ使用できます。 |
コピーを実行 |
すべての項目の設定が完了したら、[コピーを作成]をクリックして、コピー操作を開始します。 コピー操作を実行する前に、Copy Design はファイル名の重複およびフォルダのユーザ権限を確認します。 |
終了 |
クリックして[Copy Design]ダイアログを閉じます。 |
パネル |
[Copy Design]ダイアログに表示するパネルを選択します。 |
レイアウト |
メイン グリッドの表示をカスタマイズします。3 つのビューから選択することができます。
![]() |
グリッド線を表示 |
グリッド内のグリッド線の表示を切り替える場合に選択します。 |
一覧を表示 |
グリッド内の代替的な色の帯の表示を切り替える場合に選択します。
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図面ビューを表示 |
既定では、選択したモデルおよび関連するすべての図面がコピーされます。[図面ビュー]をオンにすると、ビュー モードにすべての関連する図面が表示され、図面に基づいてコピー操作を設定することができます。 図面が[ドキュメント]フォルダに表示されるようになりました。表示するには、[ツリー表示]を選択します。 注: ステータスが[自動]になっている場合、ファイルにリンクされた図面には、関連ファイルと同じアクションが適用されることを示します。たとえば、ファイルをコピー対象としてマークすると、関連する図面には、コピー イベントの発生時に同じ新規ファイル名と保存先が適用されます。
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子ファイルの表示 |
コピー ビューでモデルの添付ファイルおよびライブラリ ファイルを表示するか非表示にするかを選択します。 既定では、すべてのライブラリ ファイルおよび添付ファイルがコピー対象として設定されています。ただし、子ファイルを Copy Design ビューに表示して、異なるコピー アクションを子ファイルに割り当てることができます。 [子ファイルの表示]メニューで、次のチェック ボックスの一方または両方をオンにして、表示する子ファイルのタイプを選択します。
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列サイズの自動変更 |
列が使用可能なビュー領域内に収まるよう自動調節するかどうかを設定する場合に選択します。 |
![]() 検索 |
テキストを検索する場合に選択します。メイン グリッドまたは採番パネル内のテキストを検索できます。 |
![]() [検索と置換] |
目的のテキストを検索し、希望するテキストで置き換えることができます。この操作は、メイン ウィンドウまたは採番パネルで実行できます。 |
![]() 更新 |
ファイルまたはデザイン構造の最新の変更内容を表示するために、Copy Design のメイン ビューを更新します。 注: 従属ファイルが隠ぺいされている場合は、「追加したオブジェクトの一部の子にアクセスできません」というメッセージが表示されます。 管理者は、従属ファイルへのアクセス権を提供する必要があります。アクセス権を取得した後、Copy Design のメイン ビューを更新します。
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すべてコピー |
メイン ビュー内のすべてのファイルをコピー対象として指定するには、[すべてコピー]を選択します。 |
最上位ノードをコピー |
1 つのコマンドで複数のデザイン ツリーをコピーできます。[最上位ノードをコピー]を選択すると、最上位コンポーネントをすべてコピーするよう設定されます。 |
コピー |
選択したファイルをメイン グリッドからコピーする場合に選択します。複数のファイルをまとめて選択するには、[Ctrl]キーを押したままにします。 |
コピー先 |
選択したファイルをメイン グリッドから指定の場所にコピーする場合に選択します。複数のファイルをまとめて選択するには、[Ctrl]キーを押したままにします。 詳細については、「コピー先」を参照してください。 |
ブランチをコピー |
すべてのファイルが元のフォルダ構造を維持した状態で、ブランチ全体をコピーすることができます。 |
ブランチのコピー先 |
元のフォルダ構造を維持した状態で、ブランチ全体を特定のフォルダにコピーすることができます。 |
再利用 |
コピーを作成することなくファイルが再利用されます。これは、デザインを複数の場所で使用する必要があり、ファイルの重複を最小限に抑える場合に適した方法です。 再利用されたファイルは、割り当てた採番スキーマで名前が変更されず、すべて元のプロパティを保持します。 |
すべて再利用 |
メイン グリッド内のすべてのファイルに[再利用]アクションを適用します。 |
ブランチを再利用 |
選択したファイルおよび配下のファイル構造全体に再利用アクションを適用します。 指定したファイルがコピー先の構造で再利用されますが、コピーは作成されません。 |
置換 |
選択したファイルを別のファイルに置換します。コピー後のファイルの名前は置換ファイルの名前に変更されます。同じファイルを複数の場所にコピーできます。 注: コピーを保留中にしているファイルも置換に使用できます。
詳細については、「置換」を参照してください。 |
除外 |
選択したファイルに対して除外アクションを設定します。このアクションは、親ドキュメント ファイルでのみ使用できます。このアクションが構造内の他のファイルに対して設定されると、コピー操作中にそのファイルが再利用されます。 [除外]ステータスとしてマークされたファイルは、コピーおよび再利用されません。 |
移動 |
コピー操作後に、右クリック メニューのオプションを使用してコピー元フォルダまたはコピー先フォルダを開くことができます。 |
採番スキーマ |
Copy Design の設定で使用する場合に有効な名前付けスキーマを設定するには、[採番スキーマ]を選択します。既定の採番スキーマを設定することもできます。 詳細については、「Copy Design: 採番スキーマ」を参照してください。 |
アクション ルール |
コピー操作に適用するルールを作成、編集、および削除する場合に選択します。各ルール セットには、ソース ファイルに基づいてコピー対象のファイルに適用できる、さまざまなファイルの動作やプロパティの設定が記述されています。 ルールの作成および編集の詳細については、「Copy Design: アクション ルール」を参照してください。 |
親を自動的にコピー |
[親を自動的にコピー]をオンにすると、コピー対象の各コンポーネントの親もコピーされます。 注: このオプションを無効にすると、新しいコピー対象のパーツを含めるようソース アセンブリが編集されます。
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図面とモデルをリンク |
このオプションを選択すると、モデルに接続されている図面が同じ場所にコピーされ、モデルと同じ新しいファイル名が共有されます。[自動]アクションが図面に設定されます。 注: 複数の図面がモデルに関連付けられている場合、コピー処理では、両方の図面に同じ名前を付けることができないことを示すエラー メッセージが表示され、コピー処理は実行されません。エラーを解決するには、いずれかの図面を除外するか名前を変更します。
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すべての添付を削除 |
このオプションを選択すると、新しく作成したファイルからすべての添付が削除されます。既定では、すべてのファイル添付が新しいファイルに添付されます。 |
BOM オブジェクト |
[すべての BOM オブジェクトを削除]: このオプションをオンにすると、新しく作成したファイル内の部品表情報が、コピー操作中に削除されます。 [親からのみ BOM オブジェクトを削除]: このオプションをオンにすると、新しく作成した親ファイル内の部品表情報が、コピー操作中に削除されます。既定では、[親からのみ BOM オブジェクトを削除]がオンになっています。 注: これらのファイルは、CAD アプリケーション内で更新されるまではアイテムに割り当てることができません。
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参照を選択 |
既定では、すべてのコンポーネント参照がコピーされます。[参照を選択]がオンの場合、どのコンポーネント参照をコピーするかを選択できます。 注: [参照を選択]ビューを使用している場合、複数選択は有効になりません。選択した参照には、一意のアクションを割り当てる必要があります。
ルールの作成および編集の詳細については、「参照を選択」を参照してください。 |
Copy Design のメイン ビューには、コピーで使用できるファイルの名前、コピー先フォルダ、ファイルに対して実行するアクション、ファイルのリビジョンとステータス、現在の一覧で処理されるファイルのインスタンス数が表示されます。
メイン ビューでは、コピー アクションを管理したり、ビューをカスタマイズすることもできます。
パネルをドッキング解除したり、ドッキング位置を変更したり、表示しないパネルを非表示にして、Copy Design のインタフェースを簡素化できます。
4 種類のナビゲーション パネルがあります。
参照先 ![]() |
[参照先]パネルでは、コピー オブジェクトのコピー元とコピー先を追跡することができます。 既存のファイルをコピー対象ファイルのコミットされていないインスタンスに置換できるため、コピー対象のインスタンスには、多数のコピー先を指定することができます。[参照先]タブでは、ファイルが適切な場所にコピーされているかを確認できます。 詳細については、「[参照先]パネル」を参照してください。 |
アクション ![]() |
[アクション]パネルでは、メイン ビューのファイルに対して実行するよう割り当てられている操作を確認できます。 メイン ビューでファイルの設定が完了したら、[アクション]パネルを使用して、割り当てられた操作を基準にファイルをフィルタできます。割り当てられる操作には、コピー、再利用、置換、除外、削除、編集があります。 注: また、メイン グリッドから[アクション]パネルの目的の操作ボタンにファイルをドラッグ アンド ドロップして、アクションの操作を設定することもできます。
詳細については、「[アクション]パネル」を参照してください。 |
採番 ![]() |
[採番]パネルには、コピー対象として選択したすべてのファイルの一覧が表示されます。選択した各ファイルの元の名前と新しい名前も表示されます。 グリッドには、使用可能な採番スキーマに基づいて、名前変更オプションが表示されます。 [採番]パネルのグリッドでは、特定のフィールドおよび個別の採番スキーマを編集することができます。 詳細については、「[採番]パネル」を参照してください。 |
フォルダ ![]() |
[フォルダ]パネルでは、Copy Design 操作のコピー元フォルダとコピー先フォルダを確認できます。これは、必要なファイルが選択されているか、正しい場所にコピーされるかを確認する場合に役立ちます。 フォルダの場所を基準にして、操作対象として選択したファイルをグループ化できます。また、フォルダ間またはメイン グリッドからファイルをドラッグ アンド ドロップして、コピーを実行することもできます。 詳細については、「[フォルダ]パネル」を参照してください。 |
パネルを表示または非表示にする
パネルをドッキングまたはドッキング解除する
ドッキングの基本設定を設定する