ストラテジー選択 ダイアログの 3D 領域切削加工 カテゴリには、3D コンポーネントの荒加工のメイン ストラテジーが含まれています。一般に、PowerMill はユーザー定義の Z 高さで一連のスライスを加工します。工具は、指定された Z 高さまで削り込んで領域(スライス)を完全に切削してから、次の Z 高さまで削り込み、プロセスを繰り返します。

3D 領域切削ストラテジーは次のようになります。
- コーナー クリアランス - コーナーに残されている素材を削除します。
- モデル領域切削 - ラスターまたはオフセット スタイルを選択し、モデルから素材を削除します。
- モデル輪郭 - 作成された Z スライスの輪郭の周囲を加工します。
- モデル削り残し領域切削 - 大径工具で効果的に大量の素材を削除した後に、小径工具で大きな段差を削除し、大径工具では届かないポケットやコーナーなどのモデル領域の荒加工を行います。
- モデル削り残し輪郭 - 大径工具で効果的に大量の素材を削除した後に、小径工具で大きな段差を削除し、輪郭の領域の荒加工を行います。
- プランジ切削 - 特殊加工工具を使用して、一連の垂直プランジ移動で、コンポーネントから素材を大量に除去します。
- スライス領域切削 - バウンダリー、パターン、平坦部、および DUCT ピクチャ ファイルから領域切削ツールパスを作成します。
- スライス輪郭 - バウンダリー、パターン、平坦部、および DUCT ピクチャ ファイルから輪郭ツールパスを定義します。
共通タブについては、共通ツールパス ストラテジーのページで説明しています。
ストラテジー選択 ダイアログの詳細については、ツールパス ストラテジー を参照してください。