ワークフロー アクティビティ入力ダイアログ ボックスを使用して、ワークフロー アクティビティのパラメータを表示したり、[プロパティ]パネルでパラメータを変更します。
ワークフロー デザイナーには、次を行うためのアクティビティ ダイアログ ボックスがあります。ユーティリティ アクティビティの詳細については、Windows Workflow Foundation のドキュメントを参照してください。
ユーティリティ アクティビティ
AutoCAD Map 3D ツールセット固有でないアクティビティを挿入します。次のアクティビティがあります。
- [フォルダの説明]
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指定したフォルダの全ファイルをループ処理し、各ファイルに対して処理を実行します。フィルタ定義を追加して、ファイルのサブセットを選択できます。
- [For Each]
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取得したオブジェクトのセットをループ処理し、各オブジェクトに対して処理を実行します。たとえば、取得した各フィーチャ画層を SDF ファイルに保存することができます。Windows Workflow Foundation では、このアクティビティはレプリケータと呼ばれます。C# プログラミングの経験がない場合、または Microsoft のワークフロー技術に関する知識がない場合、このオプションは使用しないでください。アクティビティ ボックスに目的のパラメータ値を直接入力します。
- [If Else]
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ブール演算式の値に基づいて、実行する文を選択します。C# プログラミングの経験がない場合、または Microsoft のワークフロー技術に関する知識がない場合、このオプションは使用しないでください。アクティビティ ボックスに目的のパラメータ値を直接入力します。
- [並行処理]
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連続するアクティビティのセットを含むアクティビティです。各アクティビティ セットは、他のセットとは関係なく独立して実行できます。たとえば、接続アクティビティを追加する場合は、平行アクティビティ内に追加します。これにより、ある接続に失敗しても、他のアクティビティは実行することができます。
- [プロンプトを表示]
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実行中のワークフローの特定の時点で[はい(Y)/いいえ(N)]のプロンプトを表示するよう指定します。たとえば、タイトル バーに「警告」、テキストとして「ワークフローにより SHP ファイルが SDF 形式に変換されます。処理を続けますか?」と表示するプロンプトを作成できます。
- [順次処理]
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アクティビティのセットを含むアクティビティです。各セットは順次実行され、そのシーケンスのあるアクティビティが失敗すると、他のアクティビティは実行できません。たとえば、ある接続に失敗すると、その接続を必要とする後続の画層作成アクティビティは実行できません。
- [While]
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指定した式が偽と評価されるまで、文または文のブロックを実行します。C# プログラミングの経験がない場合、または Microsoft のワークフロー技術に関する知識がない場合、このオプションは使用しないでください。アクティビティ ボックスに目的のパラメータ値を直接入力します。
AutoCAD Map 3D ツールセットのアクティビティ
AutoCAD Map 3D ツールセット固有のアクティビティを挿入します。この一覧に記載されているアクティビティ名をクリックすると、パラメータの詳細な説明が表示されます。
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[フィーチャ画層を追加]: 指定したデータ ストア接続を使用して表示マネージャの画層を作成します。フィーチャ画層を指定するオーバーレイの場合は、このアクティビティを含める必要があります。
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[グループを追加]: 指定した名前でグループを作成します。
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[マップを追加]: 指定した表示マップを現在のマップ ファイルに追加します。新しいマップを表示するよう表示を変更できます。
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[フィーチャ画層のプロパティを変更]: 指定した画層の特定のプロパティを変更します。
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[グループ プロパティを変更]: 表示マネージャで指定したグループの表示設定、名前、および親グループを変更します。
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[データ ストアに接続]: 指定したデータ ストアに接続しますが、マップにデータを追加しません。画層ではなくフィーチャ クラスを指定するオーバーレイの場合は、このアクティビティで十分です。画層を作成する必要はありません。
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[バッファ画層を作成]: 近似でフィーチャを解析します。マップで空間フィーチャを指定し、バッファの距離を指定します。AutoCAD Map 3D ツールセットは、選択したフィーチャの周囲に、指定した距離でポリゴンを作成します。新しい画層にバッファ ポリゴンが保存されます。
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[フィーチャ属性を表示]: 指定したフィーチャおよび選択セットの[データ テーブル]を表示します。
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[フィーチャをハイライト/ハイライトを解除]: マップで指定したフィーチャをハイライト表示するか、フィーチャのハイライト表示を解除します。
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[現在の接続を一覧表示]: 現在のマップの接続名を一覧表示します。このアクティビティには、[DisplayName]以外のパラメータは指定できません。
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[フィーチャ クラスを一覧表示]: 現在のマップの指定したデータ ストア接続のフィーチャ クラスを一覧表示します。
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[フィーチャ画層プロパティを一覧表示]: 表示マネージャで、指定された画層の名前を属するグループとともにリストします。
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[画層ファイルをロード]: 保存した .layer ファイルをマップに追加します。.layer ファイルをロードすると、AutoCAD Map 3D ツールセットはソース ファイルをマップ エクスプローラに追加し、接続を作成し、フィーチャ画層を表示マネージャに追加し、画層に適切なスタイルを設定します。
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[オーバーレイを実行]: 2 つの画層またはフィーチャ クラスの空間関係を比較します。
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[接続を除去]: 指定したデータ ストアへの接続を除去します。
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[フィーチャ画層を除去]: 指定したフィーチャ画層を除去します。
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[グループを除去]: 指定したグループを除去します。
- [マップを除去]: 指定した表示マップを現在のマップ ファイルから除去します。
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[マップを名前変更]: 指定した表示マップに別の名前を指定します。
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[AutoCAD コマンドを実行]: AutoCAD Map 3D ツールセットでサポートされているコマンド ラインでの操作を実行します。コマンドで選択セットが必要な場合、またはコマンドでダイアログ ボックスが表示された場合は、選択または入力を行えるよう実行中にワークフローが一時停止します。
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[ワークフローを実行]: 現在のワークフローの特定の時点で別のワークフローを起動します。
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[画層ファイルを保存]: 表示マネージャの画層を .layer ファイルに保存します。マップ ファイル内のすべての表示マップの画層を保存できます。
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[フィーチャを選択]: 現在の表示マップのフィーチャを個別に選択します。画層または位置を基準にして、あるいはワークフローの実行時に手動での選択を求めるプロンプトを表示してフィーチャを選択できます。
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[マップを切り替え]: 指定した表示マップに現在の表示を変更します。
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[オブジェクト範囲ズーム]: 指定した対象のオブジェクト範囲にズームします。