推測ルール: 近接テスト

欠落しているネットワーク パラメータを既存のデータから推測できるため、データ内のギャップを妥当な値で埋めることができます。

推測データは推測データ エディタで編集します。

推測データ エディタは、近接テストを実行したり、ノードや管を自動的に合併して、データのクリーンアップ プロセス中によく見られる接続性の問題を解決するためにも使用できます。

推測はジオプランの現在の選択に適用されます。オブジェクトが選択されていない場合は、ネットワーク全体で推測を実行するか、キャンセルするかを選択できます。

ルール パラメータ

パラメータ 説明

全リンク タイプに適用

既定では、近接推測は基本管のみに適用されます。他のすべてのリンク タイプでの推測を許可するには[全リンク タイプに適用]チェック ボックスをオンにします。

検索半径

ノードからの検索距離

直径の一致許容誤差

結合する管の直径が直径の一致許容誤差内である場合にのみ、管が近接テスト中に結合されます。

高さの一致許容誤差

ノードの高さが高さの一致許容誤差内である場合にのみ、近接テスト中にノードが合併されます。

オブジェクト タイプを含める

既定では、近接推測は基本ノードにのみ適用されます。ルール パラメータの[オブジェクト タイプを含める]セクションにある[消火栓]ボックスをオンにすることで、消火栓ノードに推測を適用することもできます。基本ノードと消火栓ノードの間でノードの合併が行われる場合、合併後は消火栓ノードになります。

属性を照合

[属性を照合]セクションのオプションをオンにすると、管の結合を年や材質が同じ管に制限できます。

ノードの合併(ラインの近接)

ノードの合併(ラインの近接)ルールは、ユーザー定義の検索半径内で、1 つのリンクに接続されているノードのペアを検索するために使用されます。見つかったノードとリンクが定義済みパラメータを満たす場合、ノードは合併され、接続されたリンクが結合されます。

注:

ノードの合併中に、ノードへの需要配分が失われる可能性があります。推測機能は、データのクリーンアップ ステージで使用することを目的としています。したがって、推測の使用前に需要配分が行われることは想定されていません。

ノードの合併(ラインの近接)の例

合併を実行するには、推測エディタで指定されたパラメータを満たすことに加えて、次のルールを満たす必要があります。

  1. 1 つの管のみに接続され、検索半径内に見つかる唯一のノードである
  2. 接続する管は 2 つのノードに接続する必要がある
  3. 接続する管の方位差は 45° 以上より大きい必要がある

ノード B に対してノードの合併(ラインの近接)ルールを実行する場合、次のようになります。

  • ノード C が見つかった場合、管 A-B と管 C-D 間の方位差が許容範囲内であるため、合併が行われます。
  • ノード E が見つかった場合、管 A-B と管 E-F 間の方位差が許容範囲外であるため、合併は行われません。

ノードを管へスナップ

ノードを管へスナップ ルールは、別のリンクのユーザー定義された検索半径内で、1 つのリンクに接続されているノードを検索するために使用されます。ユーザー定義パラメータが満たされている場合、ノードは自動的に検索半径内のリンクに挿入され、ジャンクションが作成されます(例 1)。

ノードを管へスナップの例 1

ノードが 1 つのリンクに接続されているノードの検索半径内にあり、高さの許容差が満たされている場合、ノードは合併されてジャンクションが作成されます(例 2)。

注:

ノードを管へスナップ ルールに定義されている高さの一致許容誤差は、ノードが検索半径内にある場合にのみ適用されます。

注:

ノードの合併中に、ノードへの需要配分が失われる可能性があります。推測機能は、データのクリーンアップ ステージで使用することを目的としています。したがって、推測の使用前に需要配分が行われることは想定されていません。

ノードを管へスナップの例 2

ヒント:

ジャンクションを作成する前に、管の検索半径内のノードの各オカレンスを識別して解析するには、近接トレース ツールを使用する必要があります。

ノードの合併(近接)

ノードの合併(近接)ルールは、1 つのリンクに接続され、互いに近接しているノードを検索し、それらを単一のノードに合併するために使用されます。

InfoWorks では、ユーザー定義されている検索半径内のノードが互いに検索されます。見つかったノードが、ユーザー定義された直径の許容誤差と高さの許容誤差の範囲内にある場合、それらのノードは 1 つのノードに合併されます。

ノードの合併(近接)の例

注:

リンクに接続されたノードのみが合併されます。さらに調査するために孤立ノードを特定するには、接続トレース機能を使用します。

注:

ノードの合併中に、ノードへの需要配分が失われる可能性があります。推測機能は、データのクリーンアップ ステージで使用することを目的としています。したがって、推測の使用前に需要配分が行われることは想定されていません。