Docs - 長いパス

このセクションのトピック


長いパスの注記

Desktop Connector には、パスの長さの制限をユーザに認識させるための機能が含まれています。

重要: バージョン 16.x では、Autodesk Docs Connector での長いパスの処理方法が変更されました。Microsoft Windows で使用されるのと同じパスの短縮動作が Autodesk Docs Connector に適用されました。
注: Windows で Windows 長いパス サポートを有効にしても、Autodesk Docs の動作は変わりません。バージョン 16.x では、ディスク上のパス制限を超える可能性のある操作をブロックし、パス制限を超えるファイルまたはフォルダに対して一部の制限された操作を許可します。

Autodesk Docs で PC と同期するファイルの場合、Autodesk Docs ルート フォルダ(C:\Users\Username\DC\ACCDocs\)とファイルの相対パス(最大 400 文字)の長さは 520 文字を超えることはできません。

たとえば、C:\Users\Username\DC\ACCDocs\26200 Town Center Drive\Project Files\Civil\My Project.dwg. (先のパスは、ファイル名と拡張子を含む 87 文字が含まれます)。

注: パスの長さ制限は、Microsoft のファイル パスの長さ制限(ファイルの場合 260 文字、フォルダの場合 247 文字)によるものです。

長いパスの通知

Desktop Connector にプロジェクトまたは複数のプロジェクトを追加する場合、長いパスが検出されると、以下の情報が提供されます。

特定された長いパス

  1. 長いファイル/フォルダ パスを含むプロジェクト名。
  2. [影響を受けるファイルとフォルダのリストを表示]をクリックすると、ファイルとフォルダの正確な名前とプロジェクト内の場所が表示されます。
重要:

競合を解決するには、Autodesk Docs の Web インタフェースを使用して、フォルダ階層とファイル/フォルダ名を短くすることをお勧めします。

[影響を受けるファイルとフォルダのリストを表示]を選択すると、問題のあるファイル/フォルダをすべて一覧表示したテキスト ファイルが開き、場所を確認することができます。または、図のように長いパスの情報を含むフォルダに移動することもできます。

ヒント:

ロングパスの情報は、Desktop Connector ログ の場所(C:\Users\<username>\AppData\Local\Autodesk\Desktop Connector\Logs)に移動し、次の図に示すようにテキスト ファイルを表示することで、いつでも確認できます。


長いパスでサポートされているワークフロー

長いパスを持つファイルやフォルダに対する操作の中には、クラウド データ ソースで実行できるものもあり、これらは Desktop Connector で問題が発生することはありません。


長いパスでサポートされていないワークフロー

ディスク パスの制限を超える操作は、エラー メッセージ(多くの場合、トレイの吹き出しメッセージ)によってブロックされるか、制限を超えるファイルやフォルダをスキップして警告を表示します。

Desktop Connector は、260 文字の制限を超えるフォルダやファイルを操作するために、フォルダ パスを短縮することができます(Windows 8.3 フォーマットを使用)。ただし、260 文字の制限を超えるフォルダやファイルにある英語以外の文字(UTF-16)は、Microsoft によってサポートされない場合があることに注意してください。


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