モデルのイメージを、3D ビューに .psd ファイルとして表示される形式で書き出すことができます。Mudbox によって 3D ビューのイメージが保存されて Photoshop に送信されたら、新しいペイント テクスチャを作成したり、Photoshop ツールで修正作業を行ったり、3D モデルのビューをリファレンスとして保持することができます。さらに、そのペイント レイヤを再び Mudbox に読み込み、Photoshop で行った変更を用いて更新することができます。
最良の結果を得るために、Mudbox シーンのイメージを Photoshop に書き出す前に以下のヒントを参考にしてください。
この数は、[スクリーン イメージを保存]ウィンドウの[2 倍のスクリーンサイズを使用]をクリックすると倍にすることができ、[4 倍のスクリーンサイズを使用]をクリックすると 4 倍にすることができます。ポリゴンの数が多過ぎると、ペイント レイヤを再び読み込んだ際にシングル ピクセルのドロップアウトが発生する可能性があります。
やや傾斜しているサーフェス領域のペイントは、ペイント レイヤを再び読み込んだ際に不鮮明に表示される可能性があります。カメラに対するサーフェスの角度が垂直から 65 度以上になると、投影は鋭角的にフォールオフします。
Mudbox のスクリーンのイメージを Photoshop に書き出すには
レイヤをソロ化すると、それがただ 1 つだけ表示されるペイント レイヤとなり、不要なその他の拡散レイヤが一時的に非表示になります。
このワークフローを使用した書き出しおよび再読み込みで使用できるレイヤ タイプは、拡散ペイント レイヤだけです。
[スクリーン イメージを PSD に書き出し]ウィンドウが表示されます。
イメージの任意の[幅]と[高さ]を(ピクセルで)入力できます。[スクリーンサイズを使用]をクリックすると、[幅]と[高さ]が現在のスクリーン解像度に自動的に設定されます。[2 倍のスクリーンサイズを使用]または[4 倍のスクリーンサイズを使用をクリックすると、解像度が高くなります。
[幅]および[高さ]の値を任意に入力する場合には、その結果のアスペクト比がスクリーンの解像度に正確に一致するようにします。一致しないと、テクスチャを再読み込みしたときに、テクスチャがモデルと正しく位置合わせされない場合があります。現在のスクリーン サイズの正確な整数倍にすることをお勧めします。
Mudbox によって自動的に Photoshop が起動され、キャンバス ビューにファイルが表示されます。Photoshop が自動的に起動しない場合は、「ペイント レイヤをトラブルシューティングする」を参照してください。
Photoshop のレイヤ ウィンドウ(ホットキー: [F7])には、Mudbox から書き出された次の 5 つのレイヤが、上位から下位の順に表示されます。
Mudbox から書き出された各レイヤの詳細については、ここを展開してください。
[3D ビュー]のバックグラウンドのイメージとカメラ情報が含まれています。レイヤ名の後ろにリストされる数字の文字列はカメラ位置情報を記録するもので、Photoshop での編集後に .psd ファイルを再読み込みしたときに、[3D ビュー]を元の正確な場所に再度設定するために使用されます。
レイヤ名の後の数字の文字列、またはバックグラウンド レイヤ上のイメージを編集すると、.psd ファイルが Mudbox に再読み込みされたときに、テクスチャが正しく位置合わせされなくなります。書き出しから .psd ファイルの再読み込みまでの間には、Mudbox で[3D ビュー]のサイズを変更しないでください。
[3D ビュー]に表示されたモデルのスクリーン キャプチャが含まれています。モデルのシェーディングされていない(フラット シェードされた)プレビューと、割り当てられているシェーディング マテリアルが表示されます。Mudbox ではこのレイヤを使用することで、ファイルを再読み込みしたときに、ペイントの編集が正確に構成されます。
スクリーン キャプチャ時のカメラの表示を示す、元のペイント レイヤのコピーが含まれています。Mudbox ではこのレイヤを使用して、元のペイント レイヤと Mudbox Texture レイヤで行った編集が比較されます。
ここではペイント、またはペイントの編集を行います。これらは、.psd ファイルを保存して Mudbox に再読み込みした後で、モデルに適用されます。
このレイヤ名は変更しないでください。このレイヤ名を変更すると、ファイルを Mudbox に再読み込みできなくなります。
[3D ビュー]に表示された、モデルの 3D シェーディングのスクリーン キャプチャが含まれています。Mudbox ではこのレイヤを使用することで、ファイルが再読み込みされたときに、ペイントの編集が正確に構成されます。このレイヤを表示しておくと、Photoshop でのペイント編集のリファレンスとして役立ちます。
このファイルに他のペイント レイヤを作成する場合は、このファイルを保存して Mudbox での作業に戻る前に、他のペイント レイヤを Mudbox Texture レイヤとマージする必要があります。
Mudbox によって、選択されているレイヤにペイントが投影されます。Photoshop での編集を別のレイヤに適用したい場合は、元のレイヤでななく別のレイヤを選択できます。
PSD ファイルを読み込むと、次のようになります。
PSD ファイル内で編集されたピクセルの投影は、モデル内で行われます。