ステータス バーからコマンドを送信する

Stingray エディタの下部にあるステータス バーを使用して、エディタから開始した Stingray エンジンのインスタンスに単純なコマンドを送信することができます。PC 上のエンジン、テスト エンジン、または接続されたコンソールで実行されているエンジンのローカル インスタンスを使用できます。

たとえば、perfhud artist または perfhud network と入力することで、ゲーム ビューポート内にパフォーマンス HUD を描画するコマンドを実行できます。その他のコマンドを使用して、ビルトイン プロファイリング システムを有効または無効にすることや、ゲーム ビューポートでのパフォーマンス統計の表示を切り替えることや、ゲーム自体を一時停止または再開することができます。

ステータス バーからコマンドを実行するには:

  1. コマンド ライン切り替えを Command に設定します。
  2. コマンドの送信先を指定します。
    • Editor Engine: ローカル PC で実行されているエディタのインスタンスです。
    • Test Engine: レベルをテストするときに使用できます。
    • <localhost>: プロジェクトの複数のローカル インスタンスが Connections パネルから設定されている場合は、ここでそれらを選択できます。(ここに表示される名前は、Connections パネルで設定した内容によって異なりますが、localhost は最初のインスタンスに与えられている既定の名前です。)
  3. コマンド ライン フィールドにコマンドと必要なパラメータを入力し、[Enter]を押します。
  4. (オプション) Log Console を開いてコマンドからの出力を表示します。

すべての使用可能なコマンドとパラメータの詳細については、「コンソール コマンド」を参照してください。

また、ステータス バーのコマンド ラインに help コマンドを入力することで、コマンドの簡単な説明を取得することができます。単一のコマンドによって受け入れられるパラメータの簡単な説明については、help <command> と入力します。ここで、<command> は実行するコマンドの名前です。Log Console ウィンドウを開き、help コマンドの出力を表示します。

Visual Studio Code デバッガを使用する

実行中の任意のエンジン インスタンスに Visual Studio Code を接続することができます。接続したら、Log Console から行う場合と同様に、Visual Studio Code からエンジンにコンソール コマンドと Lua スクリプトを送信できます。

詳細については、Visual Studio Code 拡張機能のホーム ページを参照してください。

External Console を使用する

Stingray エディタに接続されていないスタンドアロン ゲームにコンソール コマンドを送信する必要がある場合は、External Console アプリケーションを使用します。メイン メニューから、Window > External Console を選択します(ホットキー: [Alt]+[2])。

展開されたパッケージのパフォーマンス統計をデバッグまたは表示する場合は、External Console アプリケーションで localhost に接続します。

関連項目