ライトはオブジェクトを照らします。作成したシーンにライトがなければ、レンダリングするとすべてが黒になってしまいます(Incandescence のあるシェーダなどを使用していない場合)。また、ライトを使用すると、特殊な光学エフェクト(ハロ、レンズフレア、フォグなど)を作成することもできます。
ライトには 7 種類あります。また、シーンの既定のライティングを作成するツールもあります。
Point Light(点光源)は白熱電球のようなもので、すべての方向に光を照射します。「Render > Create Lights > Point」を参照してください。
Spot Light は一方向にだけ光を照射し、照射された光は一点から円錐状に広がります。「Render > Create Lights > Spot」を参照してください。
Directional Light(平行光源)は一方向の光源で、カラー、輝度、方向はありますが、シーンの中に明確な光源はありません。「Render > Create Lights > Directional」を参照してください。
Ambient Light は、Point Light が一点から光を照射している点を除いて似ています。残りの光は全方向から照射され、すべてのものを均一に照らします。「Render > Create Lights > Ambient」を参照してください。
Volume Light は、その内部でオブジェクトが照らされる閉じたボリュームを定義します。Volume Light は、この領域外のものを直接照らすことはありません。「Render > Create Lights > Volume」を参照してください。
Create defaults ツールでシーンの既定 ライティングを設定します。Render > Create Lights > Create Defaults を選択すれば、周囲光および指向性光源が自動的に作成されます。Ambient Light と Directional Light の方向と位置は設定済みで、この設定値は各ライトの既定 オプションにもとづいています。