[Slope and Delta X]

[Point: Slope and Delta X]

他のポイントから指定されたオフセット距離に指定された勾配で位置付けられるポイントを追加します。

プロパティ

[プロパティ]パネルで、次のパラメータを指定します。

[Point]
[Point Number]	ポイント番号を指定します。自動生成される[Point Number]の値を変更することができます。
[Point Codes]	ポイントに割り当てるコードを指定します。
[Point Geometry Type]
[Type]	次のポイント タイプを指定します。 [Angle and Delta X] [Angle and Delta Y] [Angle and Distance] [Delta X and Delta Y] [Delta X on Surface] [Interpolate Point] [Slope and Delta X] [Slope and Delta Y] [Slope to Surface]
[Point Geometry Properties]
[From Point]	他のジオメトリのプロパティ値の基準となるポイントを指定します。
[Slope]	[From Point]行で指定したポイントからの勾配値を指定します。 [...]をクリックすると[Expression Editor]が表示され、値を入力または計算することができます。
[Delta X]	[From Point]行で指定したポイントからのオフセット値を指定します。 [...]をクリックすると[Expression Editor]が表示され、値を入力または計算することができます。
[Elevation Target]	標高ターゲット パラメータを指定します。標高ターゲットを指定すると、ターゲット オブジェクトの標高が指定した[Slope]と[Superelevation]の値よりも優先されます。
[Offset Target]	オフセット ターゲット パラメータを指定します。オフセット ターゲットを指定すると、ターゲット オブジェクトのオフセットが指定した[Delta X]値よりも優先されます。
[Superelevation]	次の横断勾配摺り付け勾配ターゲットを指定します。 [Left Inside Lane Slope] [Left Inside Shoulder Slope] [Left Outside Lane Slope] [Left Outside Shoulder Slope] [Right Inside Lane Slope] [Right Inside Shoulder Slope] [Right Outside Lane Slope] [Right Outside Shoulder Slope] [None] 横断勾配摺り付けターゲットを指定すると、ターゲット オブジェクトの勾配が指定した[Slope]値よりも優先されます。
[Auto Add Link]
[Auto Link To From Point]	[From Point]行で指定したポイントから現在のポイントまでのリンクを作成します。
名前	リンクの名前を指定します。
[Codes]	リンクに割り当てるコードを指定します。
[Miscellaneous]
[Comment]	ポイントの注記を指定します。コメントは、[Preview]パネルに表示することができます。

例

ジオメトリ要素の使い方を表示するには、次のサンプル PKT ファイルを開きます。

Point Slope and Delta X Example.pkt

このサンプル PKTには、[Slope and Delta X]ポイントの例が 5 つ含まれています。[Point Geometry Type]はそれぞれ、[Slope]と[Delta X]のパラメータ値によって定義されています。このパラメータ値のいずれかよりも指定したターゲット パラメータが優先される場合があります。5 つの例のすべてで同じ[Slope]と[Delta X]の値が使用されています。[Static Value] (P1 から P2 まで)の例では値が適用されますが、残りの例では静的値よりも優先されるターゲット パラメータが使用されています。

[Flowchart]では、例はそれぞれ別々のシーケンスで作成されています。パラメータを確認するには、該当シーケンスで[Slope and Delta X]ポイントを選択してから、[プロパティ]パネルの[Point Geometry Properties]セクションをチェックします。