1 つの AutoLISP プログラム ファイルをコンパイルするには(Visual LISP IDE)

AutoLISP のソース ファイルをコンパイルすることにより、プログラムを保護することができます。

注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。

• AutoCAD のコマンド プロンプトに対して、次の構文で vlisp-compile 関数を使用します。

  (vlisp-compile 'mode “filename” [out-filename])

  この関数では、

  • mode には、コンパイラ モードを示すシンボルを指定します。
  • filename には、ソース ファイル名を示す文字列を指定します。
  • out-filename には、コンパイルされた出力ファイル名を示す文字列を指定します。

例

次の例は、yinyang.lsp を yinyang.fas にコンパイルします。

(vlisp-compile 'st "yinyang.lsp")

次の例は、yinyang.lsp を GoodKarma.fas にコンパイルします。

(vlisp-compile 'st "yinyang.lsp")

ファイル yinyang.lsp が[サポート ファイルの検索パス]で指定されたフォルダに格納されていない場合、ファイルが格納されている場所のパスを指定する必要があります。

(vlisp-compile 'st "c:/program files/Autodesk/<AutoCAD installation directory>/sample/visuallisp/yinyang.lsp")