[コンソール]ウィンドウに入力されたテキストを取得するには(Visual LISP IDE)

Visual LISP の[コンソール]ウィンドウを使用すると、AutoLISP コードの行を実行して確認することができます。

注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。

次のいずれかの操作を行います。

この例では、Visual LISP の[コンソール]ウィンドウに、既に次のテキストが入力されているものと仮定します。

(setq origin (getpoint "\nOrigin of inyn sign: "))
(setq radius (getdist "\nRadius of inyn sign: " origin))
(setq half-r (/ radius 2))
(setq origin-x (car origin))
(command "._CIRCLE" origin radius)
  1. Visual LISP の[コンソール]ウィンドウで、[Tab]を 1 回押します。

    最後に入力したテキストが取得され、[コンソール]ウィンドウ プロンプトに表示されます。

    (command "._CIRCLE" origin radius)
  2. [Tab]をもう 1 度押します。

    次のテキストが[コンソール]ウィンドウ プロンプトに表示されます。

    (setq origin-x (car origin))
  3. [Tab]をもう 1 度押します。

    次のテキストが[コンソール]ウィンドウ プロンプトに表示されます。

    (setq half-r (/ radius 2))
  4. [Shift]+[Tab]を押します。

    方向が反転し、先に入力したテキストが取得され、[コンソール]ウィンドウ プロンプトに表示されます。

    (setq origin-x (car origin))
  5. [Shift]+[Tab]をもう 1 度押します。

    次のテキストが[コンソール]ウィンドウ プロンプトに表示されます。

    (command "._CIRCLE" origin radius)

    これは、[コンソール]ウィンドウ プロンプトに最後に入力したテキストです。

  6. [Shift]+[Tab]をもう 1 度押します。

    直前に取得されたテキストは、最後に入力されたテキストであるため、[コンソール]ウィンドウに最初に入力されたテキストを取得することによって再開されます。

    (setq origin (getpoint "\nOrigin of inyn sign: "))
注: 同じ式が複数回入力されていても、[コンソール]ウィンドウの履歴の循環時に現れるのは 1 度のみです。履歴上で結合検索を実行して、以前に入力した特定のテキストを取得することができます。