極座標系マッピングを処理するには

このタスクでは、計算ウィザードを使用して、極座標系のマッピング データを処理します。1つの未計測点を含む4つの測点のタキメータの測定値を読み込みます。読み込みファイルは、Cplan Ro ファイルです。

要件

計算プロジェクトの作成

  1. AutoCAD Map 3Dのメンテナンス ワークスペースで、以下のうちの1つを実行します。

    [挿入]タブ > [測量]パネル > [測量]の順にクリックします。

  2. プロジェクト グループ、ならびに、割り当てられた[フィールド コード一覧]を持つプロジェクトを選択します。
  3. 「計算プロジェクトの選択」で [計算プロジェクトの管理]をクリックします。
  4. 計算 プロジェクトで、 [作成]をクリックします。
  5. [計算プロジェクトの作成]ダイアログ ボックスに、「極座標系のマッピング例1」などの名前を入力してから、 「極座標系のマッピングと未計測点」などの説明を入力します。
  6. [作成]をクリックしてから、[閉じる]をクリックします。
  7. Survey のメイン ウィンドウで、[次へ]をクリックします。

ステップ 1、計算プロジェクト設定

  1. 「オプション」で、[計算]を選択し、[距離の縮小]を選択します。
  2. 「縮減」、「モジュール」で「特定の縮減」を選択します。「基準座標系」で、CH1903 を選択します。
  3. クリックして[拡張オプション]を表示します。既定値を変更しないでください。
  4. [次へ]をクリックします。

「計算プロジェクトの設定」を参照してください。

ステップ 2、測定値を読み込み

  1. ファイル データ ソース、ファイル形式で、[Cplan RO]を選択します。
  2. 「ファイルの読み込み」で[追加]をクリックし、ファイル(*.RO)を参照してください。
  3. ファイル一覧で、ファイルを選択し、[編集]をクリックし既定のエディタに測定値を表示します。エディタを閉じます。
  4. [属性]で、フィールドの日付と演算子を入力します。
  5. <tachymeter name> など、計測器を選択します。
  6. [読み込み]をクリックします。
  7. [計測の表示]リンクをクリックして、[計測]ダイアログ ボックスを表示します。
  8. [タキメータ]タブの[計測]ダイアログ ボックスで、<station number> などの測点を選択します。測点、パラメータで、計測器のプロパティが表示されます。測量データベースに保存されると[計測]タブに測定値が表示されます。たとえば、各測定値で、計測器の設定から確定された標準偏差を確認します。「計測 - タキメータ」 も参照してください。
  9. [計測]ダイアログ ボックスで、[閉じる]をクリックします。
  10. Survey のメイン ウィンドウで、[読み込まれたファイルの表示]リンクをクリックします。[読み込まれたファイル]ダイアログ ボックスでは、計算プロジェクトから読み込まれたすべてのファイルが表示されます。[閉じる]をクリックします。
  11. Survey のメイン ウィンドウで、[次へ]をクリックします。

「測定値の読み込み」も参照してください。

ステップ 3、参照ポイントの検索

「ステップ 3、参照ポイントの検索」では、ベース ポイントの紛失、フィールド コードのエラー、ポイント番号のタイポなどの起こりうるエラーを検出するために役立つ情報を提供します。

  1. 参照ポイントで、[検索]をクリックします。
  2. メッセージは、参照ポイントを持たないベース ポイントについて警告します。たとえば、測定値に未計測点が含まれている場合、参照ポイントを見つけることができません。この場合、座標は、調整計算で決定されるので、続けることができます。
  3. [参照ポイントが見つかりません]ダイアログ ボックスで、[メッセージの表示]リンクをクリックします。メッセージの記載がない場合、記載されたポイントは、未計測点です。[閉じる]をクリックします。
  4. [閉じる]をクリックします。
  5. 情報で、[座標の表示]リンクをクリックします。[座標]ダイアログ ボックスに参照ポイントが表示されます。[面積測定の固定ポイント]タブで、既存のベース ポイントが表示されます。[面積測定の新規ポイント]タブに未計測点のベース ポイントも含め、新規の詳細ポイントが表示されます。
  6. [座標]ダイアログ ボックスで、[閉じる]をクリックします。
  7. [次へ]をクリックします。

「参照ポイント」も参照してください。

ステップ 4、近似値の計算

ステップ4では、見つからない観測値などの計測エラーを検出することができます。

  1. 「近似値の計算」で。[計算]をクリックします。
  2. 情報で、[メッセージの表示]リンクをクリックします。「計算ウィザードのメッセージ」概要 - 計算ウィザードのメッセージも参照してください。[メッセージ]ダイアログ ボックスを閉じます。
  3. 情報で、[座標の表示]リンクをクリックし、[座標]ダイアログ ボックスを開きます。
  4. [面積測定 新規ポイント]タブ各計測されたポイントの近似座標がタブに表示されます。
  5. データ グリッドで、識別子の見出しをクリックし、ポイント番号によって、ポイントを分類します。注:2回、計測されたポイントがあり、その近似値が、各ポイント用に計算されました。
  6. [閉じる]をクリックします。
  7. [次へ]をクリックします。

ステップ 5、同一ポイントの検索

  1. 「同一ポイントの検索」で[検索]をクリックします。
  2. 情報で、[座標の表示]リンクをクリックします。
  3. [面積測定 新規ポイント]タブ新規ポイントの近似座標が、タブに表示されます。
  4. データ グリッドで、識別子の見出しをクリックし、ポイント番号によって、ポイントを分類します。すべてのポイント番号は、単一です。2重の測定値が結合されました。[閉じる]をクリックします。
  5. [次へ]をクリックします。

計算処理のこの段階で、調整計算の不明値が特定されます。

警告:標準設定によって、「ステップ6、既存のポイントの検索」をスキップし、計算ウィザードは、「ステップ7、調整の計算」に続きます。

「同一ポイントの検索」も参照してください。

ステップ 7、調整の計算

  1. 「調整の計算」で、[計算]をクリックします。
  2. 情報で、[指標の計算]リンクをクリックします。

「精度と信頼性の解析」も参照してください。

ネットワーク プランを作成します。

  1. [タスク概要]で、[ネットワーク プランの作成]をクリックします。
  2. タスク領域で、[作成]をクリックします。

「ネットワーク プランの作成」も参照してください。

座標分布

  1. [タスク概要]で、[座標分布]をクリックします。
  2. タスク領域で、[分布]をクリックします。
  3. [座標分布]ダイアログ ボックスで、分布を構成します。

「分布の管理」も参照してください。

レポートを作成します。

  1. [タスク概要]で、[レポートの生成]をクリックします。
  2. タスク領域で、レポートを選択し、[生成]をクリックします。

「測量レポートの生成」も参照してください。