Autodesk 3ds Max 2016 では、SAT 形式を使用して Autodesk Inventor とファイルを共有することができます。このチュートリアルではその手順を紹介します。
3ds Max では、Inventor のパーツ(IPT)およびアセンブリ(IAM)のファイル形式を読み込むことができます。ただし、この方法には次のような短所があります。
- 3ds Max を実行しているシステムに、Autodesk Inventor Server 8 以降がインストールされている必要があります。
- IPT または IAM のモデルは、3ds Max 編集可能メッシュ オブジェクトとして読み込まれます。3ds Max でモデルを修正すると、Inventor では使用できなくなります。
このような問題は、SAT 形式を使用することによって解決できます。SAT 形式では、Inventor Server がインストールされていないシステムで 3ds Max に SAT ファイルを読み込むことができます。また、3ds Max でモデルを編集し、修正した SAT モデルを Inventor に読み込んで戻すことができます。
このチュートリアルでは、小さなパーツ モデルを使用して、これらの機能の使い方を説明します。
スキル レベル: 中級
所要時間: 45 分
このチュートリアルの準備
- チュートリアルのファイル(MAX シーンやその他のアセット)をまだダウンロードしていない場合は、開始する前にダウンロードし、 \Autodesk 3ds Max 2016 tutorials というプロジェクト フォルダに解凍します。 「チュートリアル ファイルの保存場所」を参照してください。