概要 - プロパティ セット定義

プロパティ セット定義は、オブジェクトとともに追跡できるプロパティのグループの特性を指定します。 たとえば、DoorNumber (ドア番号)、DoorWidth (ドアの幅)、FireRating (防火戸)のプロパティ定義を含む DoorProps (ドアのプロパティ)というプロパティ セット定義を作成できます。各プロパティには、名前、説明、データ タイプ、データ形式、既定値があります。

プロパティ セットとプロパティ データ

プロパティ セットは、プロパティ セット定義から作成されるオブジェクトです。プロパティ セットには、ユーザ定義可能な、関連するオブジェクト プロパティのグループが含まれます。 プロパティ セットをオブジェクトやスタイルにアタッチすると、プロパティ セットは、オブジェクトに関連付けられているプロパティ データのコンテナになります。

オブジェクトまたはスタイルのプロパティ セット定義を作成する

プロパティ セット定義を作成する際は、そのプロパティ セットがオブジェクトまたはスタイルにアタッチ可能かどうかを、追跡する次の種類のプロパティに基づいて指定します。

自動プロパティと手動プロパティ

プロパティ セットは、オブジェクトにアタッチされている場合もスタイルにアタッチされている場合も、自動プロパティと手動プロパティの両方を含めることができます。

プロパティ セット定義でプロパティ データ形式を使用する

プロパティ データ形式は、数値やテキストの表示方法をコントロールします。プロパティ セット定義も集計表スタイルもプロパティ データ形式を使用します。

プロパティ セット定義を管理する

プロパティ セット定義を作成、編集、コピー、名前削除するには、スタイル マネージャを使用します。 スタイル マネージャは、複数の図面やテンプレートの定義とスタイルを処理できる中心的な位置になります。

危険: プロパティ セット定義を別の定義で変更すると、データが失われる場合があります。 たとえば、いくつかの手動プロパティを保持するプロパティ セット定義が図面に含まれているとします。 プロパティ セットは、入力された手動プロパティ セットとともにドアにアタッチされ、集計表に含まれています。 この場合、このプロパティ セット定義を、同じプロパティを含まないプロパティ セット定義で変更すると、手動プロパティに入力された値は失われます。また、これらの手動プロパティを参照する集計表の列もすべて無効のフラグが設定されます。 プロパティ セット定義を変更した結果集計表に対して実行された変更は、次回に表を手動または自動で更新したときに表示されます。