流体コンテナにはシェーダが組み込まれており、これを使用すると、コンテナのカラーやテクスチャなどのアトリビュートを変更して流体に特定の外観を与えることができます。
シェーディング カラーを使用して流体にカラーを適用するには
ランプのカラーは選択した入力カラー(Color Input)の値にマップされます。ランプの左端(位置 0)のカラーは入力値 0 にマップされます。ランプの右端(位置 1)のカラーは入力値 1 にマップされます。
詳細については、カラー(Color)を参照してください。
組み込みシェーダを使用して流体の白熱光(Incandescence)と不透明度(Opacity)を設定することもできます。
ほかの流体プロパティと同様に、グリッドにカラーを追加すると、各ボクセルに配置されたカラー値を正確に制御することができます。
既定のグリッド カラーは、カラーを追加するときにフリンジが発生するのを最小限に抑えるため、緑/茶色(RGB 0.4 0.4 0.3 に近い色)になっています。これをグリッド カラーとして使用したくない場合は、適切なカラーでカラー グリッドを塗り潰し、それを初期状態として設定してください。詳細については、値でコンテナを塗り潰すおよび流体の初期状態を参照してください。
ダイナミック グリッドにカラーを追加すると、流体ダイナミクスの方程式を使用してカラー値にソルバが実行されます。
グリッドにカラー(Color)を追加するには以下の方法があります。
コンテナにカラーを放出するには
カラー方法(Color Method)がダイナミック グリッド(Dynamic Grid)に設定されていない場合、設定するよう求めるプロンプトが表示されます。
カラー方法(Color Method)がダイナミック グリッド(Dynamic Grid)に設定されている場合、密度(Density)値を放出していてカラー(Color)を放出していないコンテナ内のエミッタは既定のグリッド カラー(緑/茶色)になります(密度値がすでにグリッド内に存在するので)。
内部ライティングとアンビエント ライティングを使用すると、流体エフェクトにカラーを追加できます。内部ライトとアンビエント ライトは流体の密度にカラー値を割り当てませんが、ライトのカラーが流体に投影されます。使用するライトのタイプと位置が、流体のカラー表示に作用します。詳細については、内部ライトを使用した流体のライティングを参照してください。
内部ライティングを使用して流体にカラーを適用するには
内部ライトの設定で流体をレンダーする場合は、実際のライト(Real Lights)をオフにします。詳細については、内部ライトを使用した流体のライティングを参照してください。