ワークフロー: レンダリング設定

3D ビューをレンダリングする前に、照明、露出、解像度、背景、イメージの品質をコントロールする設定を定義します。必要に応じて、既定の設定を使用してレンダリングを行います。この設定はインテリジェントで、多くの場合に満足できる結果が得られるように設計されています。

1. [レンダリング]ダイアログを開きます。
2. レンダリングするビュー エリアを設定します。
3. [レンダリング]ダイアログの[エンジン]領域で、使用するレンダリング技術を次のいずれかから選択します(ともに高品質でフォトリアリスティックなイメージを生成します)。
   • NVIDIA mental ray: オフラインでの 3D レンダリング技術
   • Autodesk Raytracer: リアルタイムの 3D レンダリング技術
4. [レンダリング]ダイアログの[品質]の下から、レンダリング品質を指定します。
5. [出力]の下から、次を指定します。
   • 解像度: 画面表示用にレンダリング イメージを生成するには、[画面]を選択します。印刷用にレンダリング イメージを生成するには、[プリンタ]を選択します。
   • DPI: [解像度]が[プリンタ]である場合には、イメージを印刷するときに使用する DPI(1 インチあたりのドット数)を指定します。(Revit のプロジェクトでメートル単位を使用している場合には、DPI つまりピクセル サイズを表示する前に、メートル単位の値に変換されます。)あらかじめ設定されている値を選択するか、[カスタム]を選択して値を入力します。

   [幅]、[高さ]、および[非圧縮イメージ サイズ]のフィールドが、設定を反映するため更新されます。

   「レンダリング性能とイメージのサイズ/品質」を参照してください。

6. [照明]の下から、レンダリング イメージの照明設定を指定します。
7. [背景]の下から、レンダリング イメージの背景を指定します。
8. レンダリング イメージの露出設定を調整します。
   • NVIDIA mental ray: 使用する露出設定が判明している場合には、ここで設定できます。それ以外の場合には、現在のレンダリング設定の結果を確認するまで待ち、必要であれば、イメージのレンダリング後に露出設定を調整してください。

     これらのレンダリング設定は、ビュー プロパティの一部として保存されます。これらの設定を他の 3D ビューに適用するには、ビュー テンプレートを使用します。

   • Autodesk Raytracer: イメージをレンダリングする前に、露出設定を定義します。レンダリング後に露出設定を修正する場合は、結果を確認するには、イメージをレンダリングし直す必要があります。

     これらのレンダリング設定は、ビュー プロパティの一部として保存されません。

   「レンダリング イメージの露出を調整する」を参照してください。

レンダリング設定の定義が完了したら、レンダリング イメージを作成します。