TIFF (タグ付きイメージ ファイル形式)は、Macintosh 向けに開発され、デスクトップ パブリッシング アプリケーションで使用されているマルチプラットフォームのビットマップ形式です。出力を出力業者へ出したり、ページ レイアウト プログラムにイメージを読み込む予定がある場合に TIFF を選択します。
サポートするカラー深度およびカラー パレットによっていくつかのクラスの TIFF ファイルがあります。
アルファ、輝度、および発光を表す UV カラー座標の情報を持つ TIFF ファイルをレンダリングできます。また、圧縮イメージをレンダリングすることもできます。輝度と照度のデータは、[照明データ書き出し](Lighting Data Export)ユーティリティでレンダリングされます。
インタフェース
[TIF イメージ コントロール](TIF Image Control)ダイアログ ボックスを開くには、[レンダリング出力ファイル](Render Output File)ダイアログ ボックスで[保存](Save)または[設定](Setup)をクリックします。
[イメージ タイプ](Image Type)領域
イメージ情報を保存する方法を選択します。
- [8 ビット グレースケール](8-bit Greyscale) 8 ビットのグレースケール イメージを作成します。
- [8 ビット カラー](8-bit Color) 8 ビットのカラー イメージを作成します。
- [16 ビット カラー](16-bit Color) 16 ビットのカラー イメージを作成します。
- [16 ビット SGI LogL](16-bit SGI LogL) 輝度チャネルの対数エンコードをカラー イメージを作成します。
- [32 ビット SGI LogLUV](32-bit SGI LogLUV) 輝度チャネルと UV カラー座標情報の対数エンコードを含むカラー イメージを作成します。
- アルファ チャネルを保存
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、他のイメージ データと一緒にアルファ チャネルを保存します。アルファ データによって、選択したイメージ タイプに対してピクセルごとに 8 ビットが追加されます。
[圧縮タイプ](Compression Type)領域
圧縮された TIFF ファイルをレンダリングできます。既定値は[圧縮なし](No Compression)です。
- [圧縮なし](No Compression) レンダリング イメージの圧縮を行いません。
- [Packbits] TIFF Packbits アルゴリズムを使用してファイルを圧縮します。
- ドット/インチ
- 保存されたイメージの 1 インチ当たりのドット数(dpi)を設定します。この設定により最終的なイメージの解像度が変化することはありませんが、ドキュメント内での出力方法に影響します。