新規キーの既定値イン/アウト接線

このフライアウトを使用すると、[セット キー](Set Key)モードまたは[オート キー](Auto Key)モードで作成した新しいキーの既定値の接線タイプを簡単に設定できます。また、[キー情報(基本機能)](Key Info (Basic))ロールアウトやカーブ エディタの[キー接線](Key Tangency)ツールバーから接線タイプにアクセスできます。

注: 接線タイプの変更は、新しいキーフレームにのみ適用されます。既存のキーフレームには適用されません。

新しいキーフレームごとに、[キー情報(基本機能)](Key Info (Basic))ロールアウト上の[キー接線](Key Tangent)フライアウトが現在の既定値の接線タイプで更新されます。

既定値の接線タイプを設定すると、接線タイプ インと接線タイプ アウトの両方に、既定値の接線タイプが設定されます。[基本設定](Preferences)/[アニメーション](Animation)パネルの[コントローラ既定値](Controller Defaults)領域で、接線タイプ インと接線タイプ アウトに異なった値を設定すると、現在のフライアウト アイコンが疑問符の形に変わります。

注: 既定値の接線タイプは、 3dsmax.ini ファイルに格納されます。シーンをリセットしたり、新しいセッションを開始した場合、このファイルから既定値の接線タイプが復元されます。

手順

例: 既定値の接線タイプを設定するには:

  1. 球オブジェクトを作成します。
  2. をオンにし、フレーム 10 に移動して、3 つの軸すべてに対して球を移動します。
  3. 球を右クリックします。クアッド メニューから[カーブ エディタ](Curve Editor)を選択します。

    自動接線を含む位置カーブ

  4. [新規キーの既定値イン/アウト接線](Default In/Out Tangents For New Keys)フライアウトから、線形接線タイプ(上から 2 つ目のアイコン)を選択します。
  5. フレーム 20 に移動し、球をシーン内で移動します。

    カーブはフレーム 10 では丸くなりますが、フレーム 20 付近では直線になります。フレーム 10 の自動アウト接線からフレーム 20 の線形イン接線に補間が推移します。

    位置カーブは自動接線から線形の接線に変わります。

  6. フレーム 30 に移動し、球を再度移動します。

    キーの接線が線形に設定されているため、フレーム 20 ~ 30 のカーブ補間は直線になります。

    位置カーブは自動から線形へ変化する接線から、線形の接線に変わります。