環境と露出の設定

[環境](Environment)パネルを使用して、露出制御のほか、環境効果とバックグラウンド効果を設定します。

環境機能を使用すると、次の操作が可能です。

環境効果

[環境効果](Atmospheres)は、フォグや火などの照明効果を作成するプラグイン コンポーネントです。環境パラメータについては、[環境](Environment)パネルを参照してください。

露出制御

知覚的で正確なイメージをレンダリングする制限のひとつに、コンピュータ モニタのダイナミック範囲が限定されることが挙げられます。ダイナミック範囲は、モニタが生成可能な最高強度と最低強度の比率です。この比率は、暗い部屋ではおよそ 100 から 1、明るい部屋ではおよそ 30 から 1 になります。現実の環境では、10,000 から 1 またはそれ以上のダイナミック範囲になります。

[露出制御](Exposure Control)は、トーン マッピングと呼ばれるプロセスで、ライトのエネルギー値をカラーにマップします。これは、レンダリングされたイメージとビューポート表示の、両方の輝度とコントラストに影響します。シーンの実際のライト レベルには影響がなく、有効な表示範囲にそれらのレベルがどのようにマップされるかにのみ影響します。