面取り フィーチャーは、面取り工具でカーブに沿ったエッジ ブレークを加工します。
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幅
深さ
外側
内側
フィーチャーの上部のエッジのすべてを面取りする場合、そのフィーチャーの 面取り オプションを選択します。面取りフィーチャーでは、フィーチャーのエッジの一部のみを面取りします。
FeatureCAM は、次の手順で面取りフィーチャーを作成します。
- 現在の工具箱から、次の選択基準を満たす 面取り工具 を自動選択します。
- 面取りの幅と深さ
- カーブの、最も幅の狭い箇所
- R 付き工具のコーナー半径と内径
FeatureCAM は 工具 と 内径 を考慮して、面取りフィーチャーを加工するのに最適な幅の工具を選択します。カーブの、最も幅の狭いコーナーにもフィットしなければならないため、工具の内径は重要な選択基準です。
面取りの深さと幅を加工するのに十分な幅を持つ工具が選択されます。
選択基準を満たす工具が見つからない場合、エラーが表示され NC データは生成されません。
自動選択された工具をオーバーライドして、カウンター シンク 工具にすることもできます。カウンター シンク工具を使用する場合、正確に面取りするためタッチオフ ポイントを調整しなければならないこともあります。
加工初期設定 ダイアログの 工具選択 ページで、面取り工程のデフォルト工具を変更することができます。
- 送りと回転数は、ストック材料に基づいて決まります。FeatureCAM の 送り/回転数データベース を使用して、すべてのフライス加工の送りと回転数を選択します。データベースはカスタマイズ可能です。
- 荒加工パスを生成します。
荒加工の際には、次の点に注意します。
- 深さ － 工具は、プランジ移動で指定の深さまで到達しなければなりません。
- 水平方向ステップ － 水平方向のステップのサイズは、フィーチャー プロパティ ダイアログ、ステップオーバー タブの ステップオーバー距離 に制御されています。パスが 1 つしかない場合、水平方向のステップ移動はありません。
- 仕上げ代 － 仕上げ代 は、荒加工パスの後、仕上げパス用に残しておく材料の量を制御します。デフォルトは 0.02 です。
- 仕上げパスを生成します。デフォルトで、仕上げパスは無効に設定されており、フィーチャーは荒加工で加工されます。ストラテジー ページで、この設定を変更することができます。
仕上げの際には、次の点に注意します。
- 工具選択 － 荒加工の後、同じ工具で面取りを仕上げます。仕上げ工具使用 を選択すると、FeatureCAM は、荒加工とは別の工具(オーバーライドしない限り同じ特性を持つ工具)で仕上げパスを加工します。
- 水平方向ステップ － 水平方向のステップのサイズは、フィーチャー プロパティ ダイアログ、ステップオーバー タブの ステップオーバー距離 に制御されています。パスが 1 つしかない場合、水平方向のステップ移動はありません。工具のコンタクト ポイントは、面取り補正量 で制御されています。
- 仕上げ回数 / 仕上げオーバーラップ － 仕上げ回数 での指定の回数でパスを繰り返します。また、仕上げオーバーラップ での指定の量で始点をオーバーラップさせます。
- リトラクト － ストック領域から工具を離して、次の工程に備えます。
- 現在のドキュメント内で、このフィーチャー タイプのすべてのインスタンスを編集するには、加工初期設定 ダイアログを使用します。
- 単一のフィーチャーを編集するには、フィーチャー プロパティ ダイアログの 工具 タブ、フライス加工 タブ、ストラテジー タブ、その他 タブを使用します。
次の場所から、設定を編集することができます。
フィーチャーの加工には、工具データベースも大きく影響します。また、送り/回転数データベースを使用して、送りと回転数が決まります。