マシン デザイン ドキュメントを作成

  1. [ファイル] > [新規] を選択します。
  2. 利用可能なドキュメント タイプ セクションの シミュレーション マシン デザイン を選択します。
  3. 新規ドキュメントを作成 をクリックします。

マシン デザイン ファイルの拡張子は .md です。これらのファイルに CNC マシンを表す複数のソリッドをデザインして、マシンの操作にともなうソリッド同士の作用や移動を指定します。この作業には、最低でもソリッドのインポート機能(フィーチャー認識、3D サーフェス加工、アドバンス ソリッド モデリングなどの製品に装備されているソリッド インポート プラグイン)が必要です。

各ソリッドが、マシンの特定の箇所を表すようにデザインします。マシンの各可動部は、単独のソリッドでなければなりません。例えば、ソリッドの集合演算 を使用して 2 つのテーブルを 1 つのソリッドにまとめることはできません。片方のテーブルが、もう一方のテーブルから独立して回転できるようにしておきます。ソリッドが 1 つだけ含まれたファイルをインポートした場合、ソリッドの 展開 を使用して、展開したサーフェスから複数のソリッドを再構築します。サーフェスを追加作成しなければならないこともあります。

MD ドキュメントに、加工に関するコマンドはありません。そのため、ストック、セットアップ、シミュレーション、加工プロパティ、加工メニューなどは存在しません。このタイプのドキュメントの目的はソリッドをデザインし、それらのソリッドに、マシンの動作や階層にマッチしたプロパティを割り当てることです。例えば、A テーブルが B テーブルの上にあるマシン階層では、B テーブルを回転させると A テーブルも必ず回転します。これは、リンク設定 と呼ばれます。