円錐の測定アイテムを使用し、パーツ上の円錐、または、部分円錐を測定します。上部、および、底部の円を含む、円錐のサーフェス上に分布した 7 ポイント以上の測定が必要です。
円錐の測定アイテムの作成方法
円錐の測定 ダイアログのオプション
名前 - アイテム名を入力します。この名前は、検査シーケンス、[レポート]および[情報]タブで使用されます。また、別のアイテム内で、当該アイテムを参照する際にも使用されます。
規定値使用 - アイテムの規定値を入力、または、変更し、規定値とアイテムの測定値を比較します。規定値との比較を無効にするには、このチェックボックスを選択解除します。
このチェックボックスが選択されている場合、トレランス内インディケータ またはトレランス外インディケータ
が、検査シーケンス内の測定済みアイテムのアイコン上に表示されます。アイテム ラベルの枠の色は、測定がトレランス内かどうかを示しており、アイテムのトレランス、規定値、偏差、およびエラーの値がレポートに表示されます。
このチェックボックスが選択解除されると、規定値 が無効になり、トレランスインディケーターも非表示になります。また、トレランス、規定値、偏差、エラー値は、当該アイテムのレポートに表示されなくなります。
表示 - CAD ビューにアイテムを表示します。
レポートに出力 - レポート に当該アイテムを含めます。
座標系 - 測定値のレポートに使用する アライメント を選択します。
検査中にアライメントを指定するには、[<アクティブアライメント>]を選択します。その後、アクティブアライメント リストから選択、または、検査シーケンスに アクティブアライメントアイテム を追加して、アライメントを選択することができます。
開始角度 - 方向 ベクトルに相対し、フィーチャーの開始角度を入力します。 角度、または、弧度による設定が可能です。
終了角度 - 方向 ベクトルに相対し、フィーチャーの終了角度を入力します。 角度、または、弧度による設定が可能です。
[素材サイド]: フィーチャーの測定を開始するサイドを選択します。選択
勾配角 - 円錐の軸とサーフェスが構成する角度の規定サイズ、および、トレランスを入力します。
円錐度 - 正の最大偏差を持つポイントと、ベストフィット円錐からの負の最大偏差間の、最大 許容差異を入力します。正負の最大偏差間の差異が、最大 値を超過する場合、円錐度はトレランス外となります。
円錐度を測定する場合、PowerInspect は、ポイントを通過するベストフィット円錐を最初に算出します。その後、ベストフィット円錐から、両方向で最も遠いポイントを通過する 2 つの同軸円錐を作成します。円錐度 値は、2 つの同軸円錐間の距離になります。
方向ベクトル - フィーチャーの方向とトレランスを指定します。ベクトルの方向は、円錐底部の大円から頂点付近の小円を指します。
基準点 - フィーチャー底部の中心点座標を入力します。
半径 - フィーチャー底部の半径を入力します。
高さ - フィーチャーの高さを入力します。
方向 - 部分円錐のプローブパスの作成時に、開始角度、および、終了角度 の算出に使用するベクトルを指定します。
自動了解有効 - 指定 ポイント 数を取得すると、アイテムの測定値を保存します。検査シーケンスの一部としてアイテムを実行すると、PowerInspect は、自動的に次のアイテムに移ります。測定ポイント数を選択し、測定値を手動で保存するには、このオプションを選択解除します。 このオプションは、アイテムにプローブ パスがない場合にのみ使用できます。
ポイントソース - このタブを選択して、当該アイテムの測定に、別のアイテムからの測定ポイントを使用します。
例えば、このタブを使用して、円筒の上部と底部で測定された、円の測定値を組合せて、測定済みの円筒を作成することができます。
測定ポイントのソースを指定するには、利用可能なソース リストから 1 つ以上のアイテムを選択し、 をクリックします。これにより、選択された ソース リストにアイテムが追加されます。
ソースを削除するには、選択されたソース リストからアイテム選択し、 をクリックします。
OK をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。