[電気設定]ダイアログの左側にある[配線]を選択すると、右側に配線テーブルが表示されます。
配線テーブル内の設定により、Revit での配線サイズの計算方法と、プロジェクト内の電気システム平面図での配線の表示方法が決定されます。
- 周囲温度: 配線が存在する環境の温度を指定します。
- 配線交差のギャップ: 交差する非接続配線を表示するため、図に示すように、使用されるギャップの幅を指定します。
- 配線ティック マーク: [活線]、[接地線]、および[ニュートラル線]について表示されるティック マークのスタイルを指定します。
Revit では、次に示すように 4 つの配線チェック マークを使用できます。
短い配線ティック マーク
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円形の配線ティック マーク
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フック型の配線ティック マーク
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長い配線ティック マーク
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チェック マーク ファミリをロードするには
- [挿入]タブ [ライブラリからロード]パネル (ファミリをロード)をクリックします。
- [開く]ダイアログで、[注釈] [電気] [ティック マーク]にナビゲートします。
- チェック マーク ファミリのファイルを 1 つまたは複数選択して、[開く]をクリックします。
各電線には、別々のスタイルを割り当てることができます。
[値]列をクリックして をクリックし、チェック マークのスタイルを選択します。
ファミリ エディタを使用すると、既存のチェック マークをカスタマイズしたり、さらに新しいチェック マークを作成できます。
- ティック マークと交差する斜線: 接地線のティック マークを、次に示すように、他の電線のティック マークと交差する斜め線として表示するかどうかを指定します。
この機能がチェック マークに適用するには、[値]列をクリックして をクリックし、[はい]をクリックします。[いいえ]を選択すると、接地線用に指定されたティック マークが表示されます。
- ティック マークを表示: 常時ティック マークを隠すか、常時表示するか、幹線に対してだけ表示するかを指定します。
- 分岐回路配線サイズの最大電圧降下: 分岐回路で可能な最大電圧降下のパーセンテージを指定します。
- 給回路配線サイズの最大電圧降下: 給回路で可能な最大電圧降下のパーセンテージを指定します。
- マルチ回路幹線の矢印: すべての回路配線または終点ワイヤのみに片側矢印を表示するかマルチ矢印を表示するかを指定します。
- 幹線矢印のスタイル: 矢印の角度やサイズなど、幹線矢印のスタイルを指定します。