ビデオ ポストを頻繁に活用する作業がいくつかあります。ここでは、ビデオ ポストを使用して作成できる一般的なシーケンスのいくつかを説明します。手順は、最も単純な形で記載します。
概説する手順は次のとおりです。
手順
例: オブジェクトを輝かせる:
グロー フィルタを使用して実現できる効果で最も一般的なのは、オブジェクトを輝かせることです。ここでは、その方法をごく簡単に紹介します。
- パース ビューポートで、約 30 単位の半径の球を作成します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
-
[シーン イベントを追加](Add Scene Event) をクリックし、ビューを[パース](Perspective)に設定します。 [OK]をクリックして[シーン イベントを追加](Add Scene Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
-
[イメージ フィルタ イベントを追加](Add Image Filter Event)ボタンをクリックし、[フィルタ プラグイン](Filter Plug-In)リストから[レンズ エフェクト グロー](Lens Effects Glow)を選択します。 [OK]をクリックして[イメージ フィルタ イベントを追加](Add Image Filter Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を BMP イメージ ファイルに設定し、MyGlow のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [BMP の設定](BMP Configuration)ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 球を右クリックしてクアッド メニューを呼び出し、[オブジェクト プロパティ](Properties)を選択します。
- 一般パネル/[G-バッファ](G-Buffer)領域の[オブジェクト チャネル](Object Channel)に 1 を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
レンダリング ウィンドウに、輝く球が表示されます。
例: 一連の静止画像からアニメーションを作成する:
ビデオ ポストを使用して実現できる別の一般的な処理として、あらかじめレンダリングした一連の静止画像をアニメーションに変換する作業があります。この作業を実行するには、IFL ファイルが必要です。
- IFL マネージャ ユーティリティを使用して、処理対象にする順次番号付きのイメージ ファイルが入った IFL ファイルを作成します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 手順 1 で作成した IFL ファイルを選択し、[開く](Open)をクリックして選択ダイアログ ボックスを閉じます。
- [OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Input Image Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を AVI ファイルに設定し、MyAnimation のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [ビデオ圧縮](Video Compression)ダイアログ ボックスからコーデックを選択し、[OK]をクリックします。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
最終的にできあがるのはアニメーションです。
例: スターフィールドのあるシーンをレンダリングする:
時には、星空の美しい夜景を作成したいことがあるでしょう。星空を作成するときに明記しておくべき大切な点は、シーンにカメラを追加することです。スターフィールド フィルタは、カメラがないと機能しません。それらをセットアップする手順は次のとおりです。
- トップ ビューポートで、約 30 単位の半径の球と、ターゲットカメラを作成します。
カメラを球の脇に配置し、球の中心の方に向けます。
- パース ビューポートをクリックし、C を押してビューポート表示を Camera01 に変更します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([シーン イベントを追加](Add Scene Event))をクリックし、ビューが Camera01 に設定されていることを確認します。 [OK]をクリックして[シーン イベントを追加](Add Scene Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ フィルタ イベントを追加](Add Image Filter Event))をクリックし、[フィルタ プラグイン](Filter Plug-In)リストから[スターフィールド](Starfield)を選択します。
- [設定](Setup)ボタンをクリックして[星のコントロール](Stars Control)ダイアログ ボックスを開きます。最上部の[ソース カメラ](Source Camera)が Camera01 に設定されていることを確認し、[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックして[イメージ フィルタ イベントを追加](Add Image Filter Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を BMP イメージ ファイルに設定し、MyStarfield のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [BMP の設定](BMP Configuration)ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスで、時間出力を[単一](Single)に設定し、[レンダリング](Render)ボタンをクリックします。
最終的にできあがるレンダリング イメージは、星空をバックグラウンドにした球体です。
2 つのイメージの間で簡単なクロス フェードを設定する:
時おり、1 つのビューまたはアニメーションから、別のビューまたはアニメーションに移りたいことがあります。ここで取り上げる手順では、1 つのイメージから別のイメージへのクロス フェードを設定する方法を紹介します。この例の場合は、完全なクロス フェードが 20 フレームの間に行われます。最初のイメージが 5 フレームに渡って表示され、10 フレームかけてクロス フェードが行われ、最後に 2 番目のイメージが 5 フレームに渡って表示されます。
このプロセスで生成されるアニメーションは、別のビデオ ポスト シーケンスのイメージ入力イベントとして使用できます。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 最初のイメージを選択して、[開く](Open)をクリックします。次に、[OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 再び、
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 2 番目のイメージを選択して、[開く](Open)をクリックします。次に、[OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を MOV ファイルに設定し、MyXFade のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [圧縮設定](Compression Settings)ダイアログ ボックスでは、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最初のイメージ入力イベントを選択してから、Ctrl キーを押したまま 2 番目のイメージ入力イベントを選択します。
2 つのイベントが金色でハイライト表示されます。
([イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event))をクリックし、コンポジタおよびトランジションのリストから[クロス フェード トランジション](Cross Fade Transition)を選択します。 [OK]をクリックして[イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event)ダイアログ ボックスを閉じます。イメージ レイヤ イベントが 2 つのイメージ入力イベントの親になったことに注目してください。
([全範囲ズーム](Zoom Extents))をクリックして、トラック全体を表示します。
- キューのトラック バーで、範囲バーの右端をクリックしてフレーム 20 までドラッグします。
これで、すべてのトラックが調整されます。
- クロス フェード トランジション イベントを選択し、範囲バーの左端をフレーム 5 までドラッグし、範囲バーの右端をフレーム 15 までドラッグします。
これで、クロス フェードが行われる期間が設定されます。
- 最初のイメージ入力イベントのトラックを選択し、範囲バーの右端をフレーム 8 までドラッグします。
右端をフレーム 5 ではなくフレーム 8 に設定することにより、最初のイメージが黒にフェードするまで 3 フレームかかることになります。
- 2 番目のイメージ入力イベントのトラックを選択し、範囲バーの左端をフレーム 12 までドラッグします。
同様に、左端をフレーム 12 に設定することにより、2 番目のイメージが 3 フレームかけてフェードすることになり、最後の 5 フレームはフルカラーで表示されます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
例: 一連のイメージをサイズ変更する:
一連の静止画像をレンダリングしたものの、後になって解像度を間違えていたことに気付くという場合があります。普通なら、シーン全体を再レンダリングする必要があると考えて、完了したばかりの同じ作業を実行するために全システムを拘束してしまうことでしょう。しかし、ビデオ ポストを利用すれば、システムを全部使用しなくても、イメージのサイズ変更を実行できます。
- IFL マネージャ ユーティリティを使用して、サイズ変更したいイメージ ファイルに順次番号を付けて格納した IFL ファイルを作成します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 手順 1 で作成した IFL ファイルを選択し、[開く](Open)をクリックして選択ダイアログ ボックスを閉じます。
- [OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Input Image Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 新しい静止画像セットのための出力ファイル形式を TGA に設定し、MyResize のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [Targa イメージ コントロール](Targa Image Control)ダイアログ ボックスでは、[OK]ボタンをクリックして既定値の設定のままにします。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスでは、イメージに必要な新しい出力解像度を設定してから、[レンダリング](Render)ボタンをクリックします。
レンダリングが完了すると、MyResize というプレフィックスの付いた、サイズ変更された一連のイメージができあがります。最初の IFL ファイルに 10 個のイメージが列挙されていたとすれば、MyResize0000.tga から MyResize0009.tga までの 10 個の新しいイメージがイメージ フォルダに格納されます。
例: 2 つのイメージ シーケンスを合成する:
2 セットのイメージを合成するという作業は、ビデオ ポストの「主要な」操作の 1 つです。これは、プロジェクトが終わりに近づいたとき、何人かのアーティストがレンダリングしたイメージをすべて合成するときに利用する操作です。
- IFL マネージャ ユーティリティを使用して、合成したいイメージ シーケンスの各セットについて IFL ファイルを作成します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 最初の IFL ファイルを選択して、[開く](Open)をクリックします。次に、[OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 再び、
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 2 番目の IFL ファイルを選択して、[開く](Open)をクリックします。次に、[OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を MOV ファイルに設定し、MyComposite のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [圧縮設定](Compression Settings)ダイアログ ボックスでは、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最初のイメージ入力イベントを選択してから、Ctrl キーを押したまま 2 番目のイメージ入力イベントを選択します。
2 つのイベントが金色でハイライト表示されます。
([イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event))をクリックし、コンポジタおよび変化のリストから[アルファ コンポジタ](Alpha Compositor)を選択します。 [OK]をクリックして[イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event)ダイアログ ボックスを閉じます。イメージ レイヤ イベントが 2 つのイメージ入力イベントの親になったことに注目してください。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
例: イメージ シーケンスまたはアニメーションの上にシーンをレンダリングする:
このプロセスは 1 つ前のプロセスと似ていますが、今回は、既存のシーンのバックグラウンドとしてアニメーションまたは一連の静止画像を使用します。
- IFL マネージャ ユーティリティを使用して、現在のシーンのバックグラウンドになるイメージ セットについて IFL ファイルを作成します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 IFL ファイルまたはアニメーションを選択して、[開く](Open)ボタンをクリックします。次に、[OK]ボタンをクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
-
[シーン イベントを追加](Add Scene Event) をクリックし、ビューを[パース](Perspective)またはシーン内にあるカメラに設定します。 [OK]をクリックして[シーン イベントを追加](Add Scene Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を AVI ファイルに設定し、MyScene のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [ビデオ圧縮](Video Compression)ダイアログ ボックスからコーデックを選択し、[OK]をクリックします。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最初のイメージ入力イベントを選択してから、Ctrl キーを押したままシーン イベントを選択します。
2 つのイベントが金色でハイライト表示されます。
([イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event))をクリックし、コンポジタおよび変化のリストから[擬似アルファ](Pseudo Alpha)を選択します。 [OK]をクリックして[イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event)ダイアログ ボックスを閉じます。イメージ レイヤ イベントが 2 つのイメージ入力イベントの親になったことに注目してください。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
この例に取り上げたイメージ入力イベントは、10 フレームしかありません。通常は、シーンと同じだけのフレーム数がある、一連のバックグラウンド イメージを選択することでしょう。このシーケンスをこのまま実行すると、IFL ファイル内のイメージは最初の 10 フレームの間だけ表示され、その後は消えてしまいます。
- 擬似アルファ レイヤ イベントのすぐ下のイメージ入力イベントを選択します。
ループ イベントを追加して、回数に 4 を設定します。 イメージ入力イベントが、キュー内でさらにネストされます。必要に応じて、既定値の[ループ](Loop)を使用することも、設定を[ピンポン](Ping Pong)に変更することもできます。その後、[OK]ボタンをクリックして[ループ イベントを追加](Add Loop Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 再び
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックしてシーンをレンダリングします。
2 つのアニメーションの端と端を結合する
実際の業務環境では、アニメーション全体を 1 人で作成することはほとんどありません。むしろ、アニメーションをいくつかの部分に分割して、数人のアーティストがそれぞれを担当します。そこで、プロジェクトの最後には、全員のアニメーションをすべて結合する必要があります。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 最初のアニメーション ファイルを選択して、[開く](Open)をクリックします。次に、[OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 再び、
([イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。 次のアニメーション ファイルを選択して、[開く](Open)ボタンをクリックします。次に、[OK]ボタンをクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Image Input Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 結合する必要のある他のアニメーションについて、前の手順を繰り返します。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を MOV ファイルに設定し、MyFinal のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [圧縮設定](Compression Settings)ダイアログ ボックスでは、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最初のイメージ入力イベントを選択してから、Ctrl キーを押したまま 2 番目のイメージ入力イベントを選択します。
2 つのイベントが金色でハイライト表示されます。
([選択された境界](Abut Selected))をクリックします。
- それ以降のイメージ入力イベントについて、前の 2 つの手順を繰り返します。
([全範囲ズーム](Zoom Extents))をクリックして、トラック全体を表示します。
- イメージ出力イベントを選択し、範囲バーの右端をドラッグしてキュー内の合計フレーム数に合わせます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
ビューを切り換える:
多くの場合、最終的なシーンは複数のビューポイントからのビューで構成されます。カメラが移動するか、複数のカメラが設定されて、それらのカメラからイメージがレンダリングされます。この手順では、1 つのカメラ ビューから別のビューに切り換える方法を紹介します。
- パース ビューボートで、長さ 15 単位、幅 30 単位、高さ 15 単位のボックスを作成します。
- トップ ビューポートで、別々のアングルからボックスを見る 2 つのターゲット カメラを作成します。
- レフト ビューポートで Point-Of-View (POV)ビューポート ラベルをクリックまたは右クリックします。POV ビューポート ラベル メニューから、[表示](Views)
[Camera01]を選択します。
- パース ビューポートで POV ビューポート ラベルをクリックまたは右クリックします。POV ビューポート ラベル メニューから、[表示](Views)
[Camera02]を選択します。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([シーン イベントを追加](Add Scene Event))をクリックし、ビューを[Camera01]に設定します。 [OK]をクリックして[シーン イベントを追加](Add Scene Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 再び、
([シーン イベントを追加](Add Scene Event))をクリックし、ビューを[Camera02]に設定します。 [OK]をクリックして[シーン イベントを追加](Add Scene Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最初のシーン イベントを選択してから、Ctrl キーを押したまま 2 番目のシーン イベントを選択します。
2 つのイベントが金色でハイライト表示されます。
([選択された境界](Abut Selected))をクリックします。
- キューの何も表示されていない部分をクリックすることで、2 つのシーン イベントの選択を解除します。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を MOV ファイルに設定し、MyViews のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [圧縮設定](Compression Settings)ダイアログ ボックスでは、[OK]をクリックして既定値の設定を受け入れます。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。
シーンを逆にレンダリングする:
頻繁に行われることではありませんが、シーンを逆にレンダリングする必要がある場合、それを実現するには何時間もかかるかもしれません。ビデオ ポストを利用すれば、それを簡単に実現できます。
- [レンダリング](Rendering)
[ビデオポスト](Video Post)を選択します。
([シーン イベントを追加](Add Scene Event))をクリックし、ビューを[パース](Perspective)またはシーン内にあるカメラに設定します。
- [シーンの範囲](Scene Range)領域で、[ビデオ ポスト範囲へのロック](Lock To Video Post Range)のチェックマークを消して、[シーン開始](Scene Start)値をアニメーションの最終フレームに設定します。
- [シーン範囲に範囲バーをロック](Lock Range Bar To Scene Range)のチェックマークを消して、[シーン終了](Scene End)値を 0 (ゼロ)に設定します。
- [OK]をクリックして[イメージ入力イベントを追加](Add Input Image Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event))をクリックして、[ファイル](Files)をクリックします。
- 出力ファイル形式を AVI ファイルに設定し、MyReverse のようなファイル名を入力します。
名前とファイル形式を設定し終えたら、[保存](Save)をクリックします。
- [ビデオ圧縮](Video Compression)ダイアログ ボックスからコーデックを選択し、[OK]をクリックします。
次に、[OK]をクリックして[イメージ出力イベントを追加](Add Image Output Event)ダイアログ ボックスを閉じます。
([シーケンスを実行](Execute Sequence))をクリックします。
- [ビデオ ポストを実行](Execute Video Post)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Render)をクリックします。