[コンフォーム モディファイヤの拡張](Conform Modifier Advanced)ロールアウト

[コンフォーム](Conform)モディファイヤの[拡張](Advanced)ロールアウトには、デフォメーション エフェクトをコントロールするための追加のパラメータが用意されています。

インタフェース

出力選択項目(Selection Output)
次のオプションを使用して、スタックに渡されるデータを選択できます。
  • [既存](Existing): スタック上の[コンフォーム](Conform)モディファイヤの前に選択項目がある場合、選択項目は保持され、スタックに渡されます。
  • [選択](Selection): [コンフォーム モディファイヤ](Conform Modifier)ロールアウトで指定した影響(Influence)および[フォールオフ](Falloff)パラメータによって決定される、頂点単位の重み付けされた値がスタックに渡されます。
  • [見つかりません](Missed): ターゲット オブジェクトに適合しない頂点が選択され、スタックに渡されます。
  • [レイの距離](Ray Distance): 初期位置からターゲット オブジェクトまでの各頂点の移動距離を計測し、その距離をスタックに渡します。
    注: 以降のオフセットは、この値の決定に使用されません。
  • [最小/最大ヒット距離](Min/Max Hit Distance): [最小](Min)と[最大](Max)の値で定義された最小距離と最大距離から開始する頂点ごとの直線移動距離を計測し、この距離をスタックに渡します。
選択項目を正規化(Normalize Selection)
[レイの距離](Ray Distance)または[最小/最大ヒット距離](Min/Max Hit Distance)[出力選択項目](Selection Output)の方法で決定される値は、0 ~ 1 の範囲に収まるようにスケールされます。
このオプションは、[出力選択項目](Selection Output)[レイの距離](Ray Distance)または[最小/最大ヒット距離](Min/Max Hit Distance)に設定されている場合にのみ使用できます。
補間された法線を使用(Use Interpolated Normals)
コンフォーム オブジェクトはターゲット サーフェスの補間された法線を使用して、より正確な変形を行います。
注: このパラメータをオフにすると、ターゲット オブジェクトは、ターゲット サーフェス上を移動するときに面間の方向の変化量に応じて「ポップする」場合があります。このパラメータを有効にしておくと、変形のパフォーマンスが影響を受ける場合でも、より正確な変形が実行されます。
指定した法線をクリア(Clear Specified Normals)
オブジェクト上の既存の法線をクリアします。
適合しない頂点を最近接に移動(Move Misses to Closest)
ターゲット オブジェクトに適合しない頂点を、ターゲット オブジェクト上の最近接ポイントに移動します。
適合しない選択項目を無視(Ignore Selection Misses)
ソフト選択領域に含まれる頂点のうち、[コンフォーム モディファイヤ](Conform Modifier)ロールアウトで指定された[影響](Influence)および[フォールオフ](Falloff)パラメータによって決定され、ターゲット オブジェクトに適合しないものは、元の変形されていない位置に戻ります。
キャッシュ(Cache)
特定のフレームの変形をキャッシュします。次の例では、アニメーションの途中で[キャッシュ](Cache)ボタンをクリックすると、そのフレームでの変形が格納されます。格納された変形を除去するには、キャッシュ(Cache)を再度クリックします。
注: この例の平面には、ソフト選択が適用された[ボリューム選択](Volume Select)モディファイヤがあり、スタックを介して別のモディファイヤに渡すための頂点のサブオブジェクト選択ができます。このシナリオでは、コンフォーム オブジェクトがターゲット サーフェス上を移動すると、ソフト選択領域が表示されます。

関連項目