式の列を集計表に含めるには

集計表スタイルから作成された集計に式の列を含めるには、次の手順を実行します。式ダイアログ ボックスのプロパティ定義は、集計表が適用されるオブジェクトまたはスタイルに限定されます。

式の列は、数量または集計表スタイル中のその他のプロパティ セット定義を基にした式を作成するために使用します。たとえば、式の列は、オブジェクトの単位コストにオブジェクトの数量を掛けて、コストの合計を出すために使用できます。

注: 式の結果の単位が変換されることはありません。
  1. [管理]タブ [スタイルと表示]パネル [スタイル マネージャ]をクリックします.

    スタイル マネージャが表示され、ツリー ビューに現在の図面が展開されて表示されます。

  2. [ドキュメント オブジェクト]を展開し、[集計表スタイル]を展開します。
  3. 変更する集計表スタイルを選択します。
  4. 式の列に数量を挿入する場合は、[列]タブをクリックし、[数量列を含む]をクリックします。
  5. [式の列を追加]をクリックします。
  6. [式の列を追加]ワークシートで、式のプロパティを指定します。
    次の操作を行いたい場合... 次のように操作します...
    式の列を見出しで識別するには [見出し]にテキストを入力します。
    式の結果のデータ形式を指定するには データ形式を選択します。
    列内のセルの形式と方向を変更するには [セル形式を変更]をクリックして、この列のデータ セルにのみ適用される形式の設定を指定します。
    列の見出しの形式と方向を変更するには [見出し形式を変更]をクリックして、この列のデータ セルにのみ適用される形式の設定を指定します。
    この列で、すべての値の合計値をレポートするには [合計]を選択します。
    図面内のビューから列を非表示にするには [非表示]を選択します。
    すべて列のプロパティ データを使用して合計を計算する式を作成するには [式を合計に適用]をクリックします。
    注: 列を非表示にしても、内部に表示されるデータや表内の他の列が変更されることはありません。 影響を受けるのは、データの表示だけです。
  7. 式を入力します。
    次の操作を行いたい場合... 次のように操作します...
    適用した値を使用するには [式]ペインをクリックし、値を入力します。
    別のプロパティ定義の値を式で使用するには [プロパティ定義を挿入]リストで、定義を見つけて、ダブルクリック(または、右クリックして、[挿入]をクリック)します。また、定義を選択し、[挿入]を押すこともできます。
    VBScript 関数を使用するには [VBScript コードを挿入]リストで、関数を見つけて、ダブルクリック(または、右クリックして、[挿入]をクリック)します。また、関数を選択し、[挿入]を押すこともできます。
    式を VBScript 関数として評価するには 式の中の任意の位置に RESULT と入力します。

    式で使用できるプロパティ定義は、その式を含むプロパティ セット定義と同じオブジェクトに適用する必要があります。

    式で使用されるプロパティ定義の名前は、[Width]のように括弧付きで表示されます。 プロパティ定義が、式を含むプロパティ セット定義以外のプロパティ セット定義に属している場合、名前は[DoorObjects:Height]のように表示されます。

    式プロパティ定義は、それが定義する式では使用できず、 によって名前の後に[自己]([Self])と表示されます。 最終的に式の値を使用するプロパティ定義は数式では使用できず、によって[循環参照]([Circular Reference])と名前の後に表示されます。

    注: プロパティ定義の名前を式文字列に直接入力するか、式間でコピーして貼り付けた場合、そのプロパティ定義が通常のテキストとして表示されます。プロパティの正しい値を適切に挿入するには、[プロパティ定義を挿入]ペインのリストから選択する必要があります。
  8. [サンプル値を入力]ペインに値を入力します。

    入力したプロパティ値が、指定されている現在の形式で表示されます。

  9. プロパティ データ形式を選択して、式の中でプロパティ値をフォーマットする方法を指定します。

    このプロパティが集計表スタイルに追加されると、選択した形式が式の既定の形式となります。これはいつでも変更できます。 [定義]タブの[例]の列に、選択した形式によって既定値がどのように表示されるかが示されます。

  10. [OK]をクリックします。