モールド ダイ ウィザードを使用するには、次に示す手順でモールドを作成します。
- [ウィザード]タブ > [パーツ分割]パネル > [ダイ]をクリックして、モールドダイ ウィザードを起動します。
- ウィザードのページ 1 を使用して、モールドの作成に使用するオブジェクトを選択します。
- ウィザードのページ 2 を使用して、スプリット ラインを作成および編集します。
- ウィザードのページ 3 を使用して、フィルイン サーフェスを作成および編集します。
- ウィザードのページ 4 を使用して、製品の収縮を指定します。
- ウィザードのページ 5 を使用して、ブロック サイズを指定します。
- ウィザードのページ 6 を使用して、スプリット サーフェスを作成します。
- ウィザードのページ 7 を使用して、ブロックの高さを指定します。
- ウィザードのページ 8 を使用して、コーナー タイプを指定します。
- ウィザードのページ 9 を使用して、コア/キャビティの開閉をシミュレーションします。
モールド ダイ ウィザードの使用時には、次のことができます。
- ウィザードでは 2 組のスプリットサーフェスを使用することができます。
- コア用のスプリットサーフェス
- キャビティ用のスプリットサーフェス
これにより、モールドの領域にレリーフを作成し、スプリットサーフェスの要所における圧力を増加させることができます。この機能を使用する場合、2 組のスプリットサーフェスを 2 つのソリッドとして指定しなければいけません。それ以外の場合、ウィザードは 1 組のサーフェスであると判断します。
ソリッドとサーフェスを指定した場合、ウィザードは、サーフェスが両方のインサートに共通であると判断します。ソリッドが他のソリッドとキャビティ / コアを構成しているか解析されます。構成している場合、片方のソリッドはコアスプリットサーフェスの一部、もう一方のソリッドはキャビティスプリットサーフェスの一部になります。ソリッドスプリットサーフェスが作成できない場合、そのソリッドスプリットサーフェスは両方のインサートに共通であると判断されます。
- ウィザードの[終了]ボタンをクリックすることで、いつでもウィザードを終了することができます。データを手動で変更し、ウィザードを再開することができます。
- モールドを分割せずにモールド ダイ ウィザードを終了すると、使用していた機能を反映するメッセージが表示されます。
サンプル
- 収縮を指定した場合、「指定の収縮値は製品に適用されていません」 というメッセージが表示されます。
- ステップサーフェスを作成した場合、「ウィザード内で作成されたステップスプリットサーフェスはソリッドとして出力されます」 というメッセージが表示されます。
- モールド ダイ ウィザードを Toolmaker から実行した場合、Toolmaker は、DW_CORE および DW_CAVITY という名前の完全なインサートのみを認識します。
ウィザードで既に作成されたオブジェクトを選択し、ウィザードを再実行することができます。
- ウィザードでは(最終ページを除く)どのページでも、[戻る]ボタンをクリックすると、前のステップの設定を編集することができます。