このダイアログ ビューでは、複数の消火水量テスト パラメータに対して選択したノードを順番にテストする消火栓テスト シミュレーションを設定できます。各テスト ノードにおける水量および水圧の詳細とノードの合否が記載された、消火栓テスト レポートが生成されます。適用される水圧条件のいずれにも違反することなく、必要最小消火水量を供給できる場合、ノードは合格します。
消火栓テストは、選択された通常ノードと消火栓ノードに対してのみ実行されます。
消火水量データ オブジェクトは、通常ノードの消火水量テスト パラメータを指定するために使用されます。消火栓ノードの消火水量テスト パラメータは、個別の消火栓ノードで指定することも、消火水量データ オブジェクトから提供することもできます。
消火栓テスト シミュレーションは、一連の定常状態分析として実行されます。各ノードは、システム内の他の消火栓は開いていないものとして、独立して検討されます。
観測期間が指定された場合、消火栓テストはテスト時間から実行され、結果は遅延時間(設定されている場合)からテスト時間、遅延時間、継続時間を合計した時間の終わりまで評価されます。観測期間が指定されると、すべての消火栓テストは、全開の消火栓に対して実行されます。
注: 使用可能水量のテストをすべてのタイムステップで実施して、グリッド表示に適した結果を生成することはできないため、消火栓テスト消火水量ラン タイプでは、ゼロでない観測期間について全開の消火栓のみを使用できます。テスト中は、すべてのタイムステップで使用可能水量と最小残余水圧にまったく異なる値が示されます。
このダイアログ ビューを開くには、[消火水量オプション]ダイアログで [消火栓テスト] を選択します。
| パラメータ
|
説明
|
|
ノードを含める
|
|
選択リスト
|
テスト対象のノードの選択リストを追加する必要があります。通常タイプおよび消火栓タイプのノードのみがテストされます。選択リストに含まれるその他のオブジェクトは無視されます。
通常の消火栓テストでは、選択リストは必須です。ただし、GMR 消火栓テストを使用する場合は、効率上の理由から選択リストを削除する必要があります。選択リストを削除しない場合、削除するよう求める警告メッセージがアプリケーションに表示されます。選択リストは、 GMR 設定オブジェクトの[分析]タブに置き換えられます。
選択リストを使用しないで消火水量ランが検証され、保存されると、エラー メッセージが表示されます。
|
|
|
消火水量データ
|
|
消火水量
|
解析で使用する消火水量データ オブジェクトを選択します。
消火水量データ オブジェクトのデータは、すべての通常テスト ノードに適用されます。
|
|
消火栓ノード
|
消火水量データ オブジェクトを使用する場合は、次の 2 つのオプションがあります。
- 消火栓テスト条件の欠落値を提供: 消火水量データ オブジェクト アイテムのデータは、テスト対象の消火栓ノードで値が定義されていない消火水量の条件データ フィールドで使用されます。
- 消火栓で定義された値を上書き: 消火水量データ オブジェクトのデータは、テスト対象の消火栓ノードで定義されている値を上書きします。
|
|
|
消火用需要データ
|
|
消火栓テスト時間
|
シミュレーション期間中に消火栓テストが開始されるポイントを定義します。これは、シミュレーションの開始時間から終了時間までの時間である必要があります。
|
|
テスト ノードでの消火栓流量以外をキャンセル
|
消火栓テスト時にテスト ノードに適用されたローカル需要と例外流量をすべてキャンセルする場合に、このボックスをオンにします(上記を参照)。
|
|
測定遅延
|
これを使用して、消火栓テストの開始から結果が計算されるポイント、つまり、消火栓テストがネットワークに与える影響の測定が発生または開始するポイント間の遅延を設定できます。
これは、次のシミュレーション タイムステップでの状態の変化に反応するコントロール タイプを使用するコントロール オブジェクト(つまり、 PRV や UPC によってコントロールされるオブジェクト)の下流にあるノードでの消火栓テストに役立ちます。この状況では、ネットワーク全体の質量バランスへの影響を最小限に抑えながら、ネットワークが消火栓テストの流量増加に適切に反応できるように、 測定遅延を 1 分に設定することをお勧めします。
また、ネットワークは遅延期間全体にわたって消火栓テストからの流出をシミュレートするため、これは、拡張された(複数のタイムステップの)消火水量イベントがネットワークに与える影響を理解する必要がある場合にも使用できます。たとえば、小さな貯水池またはタンクを介して消火水量イベントが発生しているエリアに水を供給するネットワークでは、その貯留が短期間で枯渇し、その時点以降、最小流量や残余水圧の要件が満たされなくなる可能性があります。必要なまたは平均の消火水量イベント期間をカバーする測定遅延を設定すると、これをテストできます。
|
|
観測期間を設定
|
このボックスをオンにし、隣にある入力ボックスに分数を入力して、観測期間を設定できます。
観測期間が指定された場合、消火栓テストはテスト時間から実行され、結果は測定遅延時間(設定されている場合)からテスト時間、遅延時間、継続時間を合計した時間の終わりまで評価されます。すべての消火栓テストは、全開の消火栓に対して実行されます。
|
|
|
オプション
|
|
ゾーンの条件を使用
|
分析中にゾーンの条件を適用する場合に、このチェックボックスをオンにします。
|
|
ネットワークの条件を使用
|
分析中にネットワークの条件を適用する場合に、このチェックボックスをオンにします。
|
|
需要ノードにのみ条件を適用
|
需要が割り当てられているノードにのみ、ゾーンの条件とネットワークの条件を適用する場合に、このチェックボックスをオンにします。
このチェックボックスをオフにした場合は、すべての基本ノードが条件に照らしてテストされます。貯水池、井戸、固定水頭ノードはチェックから除外されます。
|
|
最大流速を使用
|
[消火栓テスト]と[消火用水量の適用]は、条件として最大流速を使用して動作できます。これは、シミュレーションでこの条件を有効にするためのオプションのチェックボックスです。
- オプション ダイアログでは、この制約流速のグローバルな最大値を設定できます。
- また、各リンクのコントロールでも最大流速を設定できます。この個別の設定は、オプションのチェックボックスがオンになっており、個別の設定がそのリンクのグローバル最大値を上書きする場合に使用されます。
消火栓レポートには、テスト対象の消火栓ごとに、"最大流速リンク" の名前と、そのリンクの最大流速および制約流速が示されます。
- 流速制約が適用されているリンクがない場合は、流速が最大のリンクが表示されます。また、そのリンクに独自の制約が定義されている場合は、そのリンク固有の制約が表示されます。それ以外の場合は、シミュレーション オプションのグローバル制約が表示されます。
1 つまたは複数のリンクの流速に制約が適用されている場合は、それらのリンクのいずれか 1 つが、対応する最大流速および制約流速とともに表示されます。(この制約は、その値に近づくが超えることはない上限流速とみなす必要があります。表示されるリンクは、その上限に最も近づいたリンクです。)
|
|
最大/最小消火水量での水圧を計算
|
最小および最大消火水量での水圧を計算する場合に、このチェックボックスをオンにします。
|
|
消火栓全開時の流量を計算
|
消火栓全開時の消火栓での最大流量を計算する場合に、このチェックボックスをオンにします。
|
|
消火栓曲線を計算
|
水量に対する残余水圧の消火栓曲線を計算する場合に、このチェックボックスをオンにします。
|
|
|
テスト水量(グリッド)
|
[消火栓曲線を計算] チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。
[テスト継続時間を設定] チェックボックスがオンになっている場合は使用できません。
|
|
各スレッドでのテスト ケース(並列処理)
|
これを使用して、並列処理を使用するときにテスト ケースを分散させることができます。
ヒント: GMR 消火水量消火栓テストの場合は、値を 0 に設定すると、シミュレーションに使用する最適な値がアルゴリズムによって計算されます。
|