ファイル パッケージ

パッケージを使用すると、マイルストーン、リリース、情報の共有範囲を表すファイルの概念的なグループを使って作業することができます。

ファイルの重複の解決方法

あるフォルダから別のフォルダに特定のファイル バージョンを追加する場合は、ファイルをコピーする必要があります。これにより、異なるフォルダに同じファイル バージョンの複数のコピーが存在するという混乱が生じる可能性があります。

ファイルをパッケージに追加すると、そのファイルはパッケージに関連付けられ、コピーされなくなります。つまり、スタンドアロン コピーを作成しなくても、ファイルを複数のパッケージに関連付けることができます。

柔軟なパッケージ タイプ

固定バージョン パッケージ

ファイルの特定のバージョンを固定バージョン パッケージにグループ化すると、そのバージョンは、新しいバージョンが存在していても固定されたままになります。固定バージョンのパッケージには、時間が経過しても変化しない履歴レコードを保持することができます。これらの履歴レコードは、任意のときに参照する必要が生じることがあります。これは、プロジェクトが拡大するにつれてファイルのバージョンが大きくなり、特定のバージョンの「スナップショット」が必要となる場合に役立ちます。たとえば、入札、見積り、許可、引き渡しの際に、受信するリリース、ドキュメント、追加資料や、送信するドキュメントが必要になることがあります。

現在のバージョンのパッケージ

ファイルを現在のバージョンのパッケージにグループ化すると、そのファイルは自動的に現在のバージョンに更新されます。

コントロールされた柔軟な権限

パッケージには独自の権限システムがあります。プロジェクト管理者は、他のプロジェクト メンバーにパッケージ マネージャ権限を付与することができます。このとき、必要に応じて、ユーザ、役割、または会社として付与することができます。パッケージ マネージャは、多数のパッケージ アクションとともにパッケージを表示して作成することができます。詳細は、「パッケージの権限」ヘルプ トピックを参照してください。

パッケージとファイルを管理する

次のようにパッケージ全体を表示および管理できます。

主要なワークフローと統合する

次の主要なワークフローを使用してパッケージ内のファイルを使用できます。

注: この操作には、[ファイル]ツールの選択されたファイルに対するフォルダ権限が適用されます。