ギャップ解析を使用するには

ギャップ解析を使用して、コース間のギャップまたはオーバーラップが、指定された値に接近またはその値を超えているメッシュの領域をハイライト表示します。

ギャップ解析の図で示される内容:

ギャップ解析では、非常に広いギャップ(黄色)や明確に広すぎるギャップ(赤色)を示す線も示される場合があります。

ギャップ解析値を調整するには:

  1. TruPlan ブラウザで、ギャップ解析をダブルクリックします。

    [解析]ダイアログ ボックスが開きます。

  2. (省略可能)カラー見本をクリックしてハイライト カラーを設定します(上から下の順)。これらのカラーは以下の値のギャップを示すために使用されます。
    • 明確に小さすぎる(この例では濃い青色)。場合により、オーバーラップを示す負の数値に対応
    • 非常に小さい(この例では水色)。場合により、オーバーラップを示す負の数値に対応
    • 許容可能(この例では緑色)
    • 非常に大きい(この例では黄色)
    • 明確に大きすぎる(この例では赤色)
  3. ギャップ パラメータの設定:
    • [最小ギャップの制限]: 許容される最小ギャップ。オーバーラップを検出するために負の値に設定できます。[最小ギャップの制限]より小さい値を持つギャップは制限カラー(この場合は濃い青色)でハイライト表示され、避ける必要があります。
    • [最小ギャップの警告]: これより小さい値のギャップは警告カラー(この場合は水色)でハイライト表示されます。[最小ギャップの制限]の場合と同様に、オーバーラップを検出するために負の値に設定できます。
    • [最大ギャップの警告]: これより大きい値のギャップは警告カラー(この場合は黄色)でハイライト表示されます。この値と[最小ギャップの警告]の間にあるギャップは許容可能と見なされます。
    • [最大ギャップの制限]: これより大きい値のギャップは制限カラー(この場合は赤色)でハイライト表示されます。このサイズより大きいギャップは避ける必要があります。
  4. (省略可能)[グラデーションを使用して表示]を選択します。

    これを選択すると、特定の位置でのギャップの値に応じてグラデーションが使用されます。たとえば、値が[最大ギャップの警告]より大きく[最大ギャップの制限]より小さい場合、それらの制限やカラーに対する実際の値の相対的な位置に基づいて、値がグラデーションとして表示されます。

ギャップが製造用に許容可能かどうかは、任意に決定できます。場合により、方法のプロパティを調整してコースの位置合わせを改善する必要があります。たとえば、ギャップ解析で、けん引カットを必要とするオーバーラップがあると判断される可能性があります。この場合、方法の伝播モードを[固定角度オフセット]に変更してオーバーラップを削減することができます。

ただしその結果、角度解析の警告など、あまり望ましくない影響が生じる可能性があります。このような場合は、方法のプロパティと解析を比較して、製造ソリューションに最適なものを決定する必要があります。

親トピック: 解析を使用する

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