[関係駆動]ダイアログ ボックス

関係を一連のステップに従って駆動して、機械的な動作をシミュレーションします。コンポーネントは、指定された増分と距離に従って連続的に位置を変えます。

アクセス:

ブラウザでアセンブリ関係を右クリックし、[駆動]を選択します。

一連の駆動の設定

ベクトルに沿った動きまたは軸を中心にした動きの量を正確に設定します。コンポーネントの動きをシミュレートしたり、動く範囲をテストする際に使用します。[詳細]をクリックして[増分]と[繰り返し]の既定値をオーバーライドします。

[開始]

オフセットまたは角度の開始位置を設定します。値は、直接入力したり、計測したり、寸法値を指定できます。既定値は、定義済みのオフセットか角度です。

[終了]

オフセットまたは角度の終了位置を設定します。値は、直接入力したり、計測したり、寸法値を指定できます。既定は、[開始]の値に 10 を加えた値です。

[ポーズ遅延]

ステップ間の遅延を秒単位で設定します。既定は 0.0 です。

[アダプティブ駆動]

拘束関係が失われることなくコンポーネントがアダプティブになるようにします。

[衝突検出]

衝突が検出されるまで、アセンブリを駆動します。干渉が検出されたときは、干渉があることを伝える通知およびその値が表示されます。

[増分]

[合計値]: 編集ボックスに指定された値を増加に設定します。既定は 1.0 です。

[総ステップ数]: 一連の駆動を指定の数のステップに均等に分割します。

[編集]ボックス: 1 回の増分値またはステップ数を設定します。値は、計測したり、直接入力したり、寸法値を設定できます。

[繰り返し]

[開始/終了]: 関係を開始値から終了値まで駆動した後、開始値にリセットします。

[開始/終了/開始]: 開始値から終了値まで関係を駆動し、続けて終了値から開始値まで逆方向に駆動します。1 回の繰り返しに含まれるサイクルの数は、編集ボックスの値によって決まります。

[編集]ボックス: [開始/終了]の繰り返しの数と、[開始/終了/開始]のサイクルの数を設定します。各動作が 1 つのサイクルであるとみなされます。

[AVI レート]

記録されるアニメーションにフレームとして含まれる「スナップショット」が取られるときの、増分を指定します。

コントロール ボタン

順方向または逆方向に駆動します。一連のステップが駆動されている間は、ダイアログ ボックスは開いたままです。値は、ステップが一時停止中か停止中であればいつでも変更できます。

[順方向]: 関係を順方向に駆動します。[開始]ボックスと[終了]ボックスに値を入力したときのみ使用できます。ポーズの後、順方向の実行を再開できます。

[逆方向]: 関係を逆方向に駆動します。[開始]ボックスと[終了]ボックスに値を入力したときのみ使用できます。ポーズの後、逆方向の実行を再開できます。

[停止]: 一連の駆動を一時的に停止します。停止すると、値を編集したり、順方向または逆方向に実行を再開したり、1 ステップごとに実行したり、最初または最後まで実行できます。

[[開始]へジャンプ]: 関係を開始値に戻し、関係駆動をリセットします。関係駆動が実行されているときにのみ使用できます。

[逆ステップ再生]: 関係駆動を逆方向に 1 ステップ実行します。一連の拘束の駆動が停止されているときにのみ使用できます。

[ステップ再生]: 関係駆動を順方向に 1 ステップ実行します。一連の拘束の駆動が停止されているときにのみ使用できます。

[[終了]へジャンプ]: 一連の関係を終了値まで駆動します。

[記録]: 拘束駆動動作のアニメーションを作成します。アニメーションの名前、タイプ、およびプロパティを指定します。