Populate ツールセットでは、アニメートされたキャラクタをシーンにすばやく簡単に追加できます。キャラクタは、パス、またはフローに沿って歩くことができます。その他のキャラクタは、停滞領域で待機させるか、シートに座らせることができます。フローは必要に応じて単純にすることも複雑にすることもできます。また、フローには緩い上り勾配と下り勾配を含めることができます。
セグメントと、フロー ポイントと呼ばれるその端点を移動させることにより既存のフローを編集することができます。 また、フローをサブディバイドすることで、パスに複雑さを加えることができます。 また、独自の標示を持つ傾斜と下傾(ランプとも呼ばれる)を作成することもできます。
2 つのフローが交差する場所には、緑色の十字型の矢印が表示されます。 これは、1 つのフローを歩く歩行者が、方向を変えて交差する別のフローに自由に移動できることを意味します。
各フローには、2 つのポータル(ポータル 1 とポータル 2)があります。ポータルは、歩行者がフローに表示される元の方向です。
Autodesk 3ds Max 2015 では、多数の変更によって、Populate のシミュレーションがより用途の広く、リアルなものになります。
フローの[ポータル](Portal)設定をアニメートすることができます。これにより、たとえば、空のフローを開始してから、任意のフレームのフローに登場する人の性別、速度、密度の分布をコントロールできます。
「[ポータル](Portals)領域と[ポータル 2](Portal 2)ロールアウト(Populate フロー)」、「例: フロー設定をアニメートする」、および「例: ポータルのリンクを解除する」を参照してください。
フローでは人を再利用するため、Populate では、フローを退場するキャラクタが短時間後に別のフローに表示される可能性があります。目立つ場合は、[再生成](Regenerate)または[選択を削除](Delete Selected)を使用して修正することができます。フロー上のキャラクタの外観またはスポーンの 1 つのみが再生成または削除されます。「選択したパネルを編集する(Populate)」を参照してください。
特定のフローまたは停滞領域でキャラクタの多様性を向上または調整するには、[外観](Appearance)機能を使用することもできます。「選択したパネルを編集する(Populate)」および「[群集スタイルのカスタマイズ](Crowd Styles Customization)ダイアログ ボックス(Populate)」を参照してください。
メインの Populate コントロールは、リボンのタブに表示されます。
その他のコントロール、特に Populate シミュレーションのサブオブジェクト用のコントロールは、[修正](Modify)パネルに表示されます。