一般的に、マテリアルをデザインするときにはスレート インタフェースの方が多目的に使用できますが、あらかじめデザインされているマテリアルを適用するだけでよい場合はコンパクト インタフェースの方が便利です。
スレート インタフェースは、複数の要素が備わったグラフィカル インタフェースです。代表的なものは、マテリアル、マップ、基本マテリアルの種類とマップの種類を参照できるマテリアル/マップ ブラウザ、マテリアルやマップを結合できるアクティブ ビュー、マテリアルやマップの設定を変更できるパラメータ エディタの 3 つです。
1. メニュー バー
2. ツールバー
3. マテリアル/マップ ブラウザ
4. ステータス
5. アクティブ ビュー
6. 表示ナビゲーション
7. パラメータ編集
8. ナビゲーター
ほとんどの作業は、このインタフェースの主な視覚的要素を使用して行います。
このパネルには、マテリアル/マップ ブラウザが表示されます。マテリアルを編集するには、[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)パネルからビューにマテリアルをドラッグします。新規マテリアルまたはマップを作成するには、[マテリアル](Materials)グループまたは[マップ](Maps)グループからドラッグします。マテリアル/マップ ブラウザのエントリをダブルクリックして、そのマテリアルまたはマップをアクティブなビューに追加することもできます。
アクティブ ビューでは、マップまたはコントローラをマテリアル コンポーネントにワイヤリングすることによってマテリアル ツリーを構築します。「アクティブ ビューのマテリアルおよびマップ ノード」を参照してください。
シーン内のマテリアルについて複数のビューを作成し、その中からアクティブ ビューを選択することができます。「名前付きビューの作成と管理」を参照してください。
パラメータ エディタでは、マップおよびマテリアルの詳細設定を調整することができます。「パラメータ エディタ: マテリアルおよびマップの設定変更」を参照してください。
スレート マテリアル エディタのビュー以外のウィンドウは、フローティングさせることができます。
[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)、[ナビゲータ](Navigator)、またはパラメータ エディタをフローティングさせるには:
フローティング ウィンドウを既定の位置にドッキングするには:
3ds Max では、図に示すように、ウィンドウが既定の位置にドッキングされます。
既定値では、個々のプレビュー ウィンドウはフローティング ウィンドウとして開きます。プレビュー ウィンドウをドッキングすると、[スレート マテリアル エディタ](Slate Material Editor)ダイアログ ボックスの左上にドッキングします。
スレート マテリアル エディタのインタフェースをカスタマイズすると、変更内容は 3ds Max の次回以降のセッションでも維持されます。
マテリアル/マップ ブラウザのインタフェース ファイルには、MPL というファイル名拡張子が使用されます(
our_mental_ray_layout.mpl
など)。[マテリアル/マップ ブラウザ オプション](Material/Map Browser Options)メニュー [追加オプション](Additional Options)
[レイアウトをロード](Load Layout)または[レイアウトを名前を付けて保存](Save Layout As)を使用して、マテリアル/マップ ブラウザのレイアウトを保存および復元することができます。このサブメニューにある[マテリアル/マップ ブラウザをリセット](Reset Material/Map Browser)オプションを使用すると、ブラウザの既定のレイアウトと外観に戻すこともできます。
スレート マテリアル エディタのレイアウトは、ファイル docking.cfg に保存されます。
これらのファイルはアプリケーション データ フォルダ( ¥users¥<username>¥appdata¥local¥autodesk¥3dsmax¥2012 - 64bit¥jpn¥sme¥ など)に保存されます。
スレート マテリアル エディタを表示するには: