マテリアルおよびマップを編集するとき、これらは「ノード」としてアクティブ ビューに表示され、ワイヤリングすることができます。
マテリアル ノードの例
ノードにはいくつかのコンポーネントがあります。
既定値では、スレート マテリアル エディタにはマップ可能なスロットのみが表示されます。
入力ソケットと出力ソケット
1. マテリアルのスロットに対する入力ソケット
2. マテリアル全体に対する出力ソケット
ノードを集約してスロットを非表示にしたり、展開してスロットを表示できます。ノードを横方向にリサイズして、スロット名を読みやすくすることもできます。
ノードの表示コントロール
1. ノードの集約/展開
2. ノードをサイズ変更します。
左: 展開しているノード(展開/集約のアイコンがマイナス記号)
右: 集約した後の同じノード(展開/集約のアイコンがプラス記号)
左: 展開しているノード
右: リサイズ アイコンをドラッグしてリサイズした後の同じノード
ノードのタイトルバーに表示されるプレビューをダブルクリックすると、プレビューを大きくすることができます。プレビューを小さくするには、プレビューをもう一度ダブルクリックします。
左: 既定値のプレビュー サイズを使用したノード
右: プレビューをダブルクリックして大きくした状態(もう一度ダブルクリックすると、小さいサイズに戻ります)
ノードのパラメータは、アクティブ ビューの[パラメータ エディタ](Parameter Editor)に表示されている間、破線の枠付きで表示されます。
パラメータ エディタに表示されたノードはハイライト表示されます。
マテリアルまたはマップに対し[ビューポート内でマップを表示](Show Shaded Map In Viewport)または[ハードウェア マップをビューポートに表示](Show Realistic Map In Viewport)をオンにした場合、マテリアルまたはマップのノードのタイトル バーに赤い斜めの形が表示され、このオプションがアクティブであることが示されます。 このオプションの詳細は、「マテリアルのビューポート表示」を参照してください。
タイトル バー の赤いフラグは、[ビューポートにマップを表示](Show Map In Viewport)がオンになっていることを示します。
[マップを表示](Show Map)がオンになっているときも、ナビゲーターは赤い斜めの形を使用してこのことを示します。[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)のマテリアルまたはマップ エントリも同様です。
[ビューポートにマップを表示](Show Map In Viewport)がオンになっている状態でのマテリアルのナビゲーター表示
[ビューポートにマップを表示](Show Map In Viewport)がオンになっている状態でのマテリアルの[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)エントリ
ノードが[表示](View)で選択されている場合、白い縁取りが表示され、タイトル バーを含め、バックグラウンドは暗くなります。選択しなかった場合、縁取りはグレーでバックグラウンドは明るくなります。
ノードを選択するには、選択ツールがアクティブになっていることを確認して、ノードをクリックします。複数のノードを選択するには、
+クリックします(
+クリックすると現在の選択からノードを除外します)。あるいは、複数ノードを囲む選択矩形をドラッグします。[選択](Select)メニューには、現在の選択を修正するためのオプションがあります。
ノードを選択解除するには、選択ツールがアクティブになっていることを確認して、ビューの何もない領域をクリックします。
選択したノードをドラッグすると、ビュー内で移動できます。
ノードを +ドラッグすると、このノードのクローンが作成されます。ノードを
+
+ドラッグすると、ノードおよびノードのすべての子のクローンが作成されます。これらのクローン方法は、複数を選択した場合でも使用できます。
ノードを移動してレイアウトするにはこれらのオプションを使用することができます。
一時的なショートカット: ノードを +
+ドラッグすると、ノードと共に子も移動しますが、[子を移動](Move Children)切り替えボタンがオンになるわけではありません。
マテリアル ノードのマテリアルがシーンの 1 つまたは複数のサーフェスに割り当てられているとき、そのノードはホットです。スレート マテリアル エディタを使用してホット マテリアル ノードを調整すると、シーンのマテリアルも同時に変わります。
ノードのタイトル バーで、マテリアル プレビューのコーナーを見ると、そのマテリアルがホット マテリアルであるかどうかが分かります。
マテリアルがシーンのどのオブジェクトにも適用されていない場合、そのマテリアルはクールです。
ホット マテリアル ノードをクールにするには、+ドラッグ、または
+
+ドラッグしてクローンを作成します。この操作により、シーン内で使用されていないマテリアル(またはマテリアルとそのマップ)のコピーが作成されます。
アクティブ ビューにマテリアル ノードまたはマップ ノードを追加するには:
マテリアルまたはマップに別の名前を付けるには:
3ds Max の[名前を変更](Rename)ダイアログ ボックスが表示されたら、マテリアルの新しい名前を入力します。
マテリアルの名前には、スペース、数字、および特殊文字を含めることができます。
マテリアルを編集するには:
3ds Max の[インスタンス(コピー)マテリアル](Instance (Copy))ダイアログ ボックスが開きます。[インスタンス](Instance)を選択し、[OK]をクリックします。
マテリアルまたはマップの設定を編集するには:
パラメータ エディタにマテリアルまたはマップのロールアウトが表示されたら、ここで設定を変更します。
新しいマテリアルを作成するには:
アクティブ ビューにマテリアルのノードが 3ds Max によって配置されます。
マテリアルのコピーを作成するには:
3ds Max の[インスタンス(コピー)マテリアル](Instance (Copy))ダイアログ ボックスが開きます。[コピー](Copy)を選択し、[OK]をクリックします。
シーンからマテリアルを取得するには:
マテリアルをシーンの中のオブジェクトに適用するには:
ビューポート内でドラッグすると、マウスが置かれたオブジェクトのツールチップが開き、オブジェクト名が表示されます。オブジェクトが選択されているかどうかにかかわらず、マテリアルを適用することができます。マテリアルを適用するには、マウス ボタンを放します。
マテリアル ノードの出力ソケットからシーン内のオブジェクトにドラッグ
(ワイヤ自体はビューポートに表示されません)
オブジェクトが選択されていない場合やシーンに 1 つしかないオブジェクトが選択されている場合、マテリアルは即座に適用されます。シーンで複数のオブジェクトが選択されていると、マテリアルをそのうちの 1 つだけに適用するのか、選択したオブジェクト全体に適用するのかを尋ねるメッセージが 3ds Max に表示されます(既定値は後者)。
選択にマテリアルを適用するには、シーン オブジェクトの選択を作成し、アクティブ ビューでマテリアル ノードを選択して、スレート マテリアル エディタのツールバーで ([マテリアルを選択へ割り当て](Assign Material to Selection))をクリックします。
オブジェクトからマテリアルを削除するには:
同じマテリアルが適用されたオブジェクトを選択するには:
スレート マテリアル エディタのマテリアルがシーン内のオブジェクトに適用されている場合は、スレート マテリアル エディタを使用してオブジェクトを選択できます。
3ds Max の[オブジェクトを選択](Select Objects)ダイアログ ボックスが開きます。オブジェクトのリストでは、このマテリアルが割り当てられているすべてのオブジェクトがハイライト表示されます。
アクティブ ビューにマップを追加するには:
アクティブ ビューにマップのノードが3ds Max によって配置されます。