構文と例

このセクションでは、解析を設定するのに必要な特定のタスク実行方法を説明するため部分的なコードを紹介します。これらは、前述したクラスおよび関連するプロパティならびにメソッドの使い方を紹介するものです。

メソッドの後には、括弧で囲まれた引数が続くので識別しやすいことに注意してください。引数が使用されない場合、メソッドの後には空の括弧が続きます。ただし"new"メソッドは例外です。新しいオブジェクトを作成し、名前を割り当てる処理を行います。

プロパティは、後に括弧が続かず、"="記号が続くことで識別します。

メソッドまたはプロパティのすべてのインスタンスには、その属するオブジェクトが前に付きます。以下に例を示します。

オブジェクトa1に名前を割り当てるには、以下のコマンドを使用します:

a1.name = "valve";

以下のようにオブジェクト種別を省略することは不正であり、エラーが発生します:

name = "hvac";

多くの例にはスクリプトの明確化のためにコメントが追加されています。コメントの行頭には"//"が付きます。

コメントではない行の最後にはセミコロン";"を付ける必要があります。

また、行毎の説明文も含まれています。これらは ">>>"文字で示されています。これらの注記はスクリプトの一部ではなく、説明として追加されているものです。