Copy Design のインタフェース(Vault 2015 R2)

重要: このトピックは、Vault 2015 R2 ユーザを対象としています。Vault 2015 ユーザの場合は、元の「Copy Design」のヘルプ トピックを参照してください。
[Copy Design]ダイアログは、次の 3 つの主要セクションで構成されています。

ツールバー

ツールバーでは、Vault へのログイン、Vault からのログアウト、採番スキーマなどの管理オプションへのアクセス、メイン ビューへのオブジェクトの追加、コピーの設定とルール セットのコントロール、コピーの作成を行うことができます。

アイコンと詳細

サブメニュー

マスター メニュー

マスター メニューでは、Vault へのログイン、Vault からのログアウト、ビューの更新、管理オプションへのアクセスを行うことができます。

  • ログイン

    コピーするデザインにアクセスするために、Vault にログインします

  • ログアウト

    作業が完了したり、別の Vault に切り替えるときに、Vault からログアウトします

  • 更新

    ファイルまたはデザイン構造の最新の変更内容を表示するために、Copy Design のメイン ビューを更新します。

  • 図面ビュー
    既定では、選択したモデルおよび関連するすべての図面がコピーされます。[図面ビュー]をオンにすると、ビュー モードにすべての関連する図面が表示され、ユーザは図面に基づいてコピー操作を設定することができます。
    注: ステータスが[自動]になっている場合、ファイルにリンクされた図面には、関連ファイルと同じアクションが適用されることを示します。たとえば、ファイルをコピー対象としてマークすると、関連する図面には、コピー イベントの発生時に同じ新規ファイル名と保存先が適用されます。図面のコピー操作を手動で変更するには、[図面ビュー]オプションを使用します。
  • 参照を選択

    既定では、すべてのコンポーネント参照がコピーされます。[参照を選択]をオンにすると、すべてのコンポーネント参照がコピーされる従来の設定を使用せずに、コピーするコンポーネントの参照を選択することができます。

    注: [参照を選択]ビューを使用している場合、複数選択は有効になりません。選択した参照には、独自の一意のアクションを割り当てる必要があります。
  • 親を自動的にコピー

    [親を自動的にコピー]をオンにすると、コピー対象の各コンポーネントの親もコピーされます。

    注: このオプションを無効にすると、新しいコピー対象のパーツを含めるようソース アセンブリが編集されます。
  • 図面およびモデルをリンク

    [図面およびモデルをリンク]をオンにすると、モデルに接続されている各図面が同じ場所にコピーされ、モデルと同じ新規ファイル名が共有されます。

    注: モデルの動作の変更内容は即座にファイルに適用されます。
  • アクション ルール

    コピー操作に適用するルールを作成、編集、および削除するには、[アクション ルール]を選択します。各ルール セットには、ソース ファイルに基づいてコピー対象のファイルに適用できる、さまざまなファイルの動作やプロパティの設定が記述されています。

    ルールの作成および編集の詳細については、「Copy Design: アクション ルール」を参照してください。

  • 採番スキーマ

    Copy Design の設定で使用する場合に有効な名前付けスキーマを設定するには、[採番スキーマ]を選択します。既定の採番スキーマを設定することもできます。

    詳細については、「Copy Design: 採番スキーマ」を参照してください。

  • パネル

    右側のナビゲーション パネルの表示方法を設定するには、[パネル]を選択します。パネルをドッキング解除したり、ドッキング位置を変更したり、Copy Design のインタフェースを簡略化するためにパネル全体を非表示にすることができます。

  • バージョン情報

    Copy Design のバージョンの詳細を確認するには、[バージョン情報]を選択します。

オブジェクトを追加

メイン ビューにコピーするファイルを追加するには、[オブジェクトを追加]ボタンをクリックします。

N/A

子を含める

コピー ビューでモデルの添付ファイルおよびライブラリ ファイルを表示するか非表示にするかを選択します。

既定では、すべてのライブラリ ファイルおよび添付ファイルがコピー対象として設定されています。ただし、子ファイルを Copy Design ビューに表示して、異なるコピー アクションを子ファイルに割り当てることができます。

子ファイルを Copy Design ビューに表示するかどうかを切り替えるには、[子を含める]ボタンを使用します。次のチェック ボックスの一方または両方をオンにして、表示する子ファイルのタイプを選択します。

  • 添付
    すべてのファイル添付を表示するには、[添付]をオンにします。
    注: 一般的なファイル添付も含め、すべてのファイル タイプが表示されます。
  • ライブラリ ファイルを含める

    関連ライブラリ ファイルをすべて表示するには、[ライブラリ ファイルを含める]をオンにします。

コピーの設定を選択

マスター レベルでのファイルのコピー方法をコントロールします。

  • 最上位ノードをコピー

    1 つのコマンドで複数のデザイン ツリーをコピーできます。[最上位ノードをコピー]を選択すると、最上位コンポーネントをすべてコピーするよう設定されます。

  • すべてコピー

    メイン ビュー内のすべてのファイルをコピー対象として指定するには、[すべてコピー]を選択します。

ルール セットを選択

現在のコピー操作で使用するルール セットを選択するか、ルール セットのオプションをオフのままにします。

ルール セットでは、特定の条件を満たした場合におけるコピー後のファイルのファイル プロパティと設定を指定します。

ユーザは、ルール セットを既存のルール セットの一覧から選択することができます。[ルール セット]ボタンのサブメニューには、既存のルール セットがすべて一覧表示されます。

ルール セットが選択されていない場合、ターゲット ファイルには、コピー元のファイルと同じファイル プロパティと設定が適用されます。

ルール セットの作成および編集の詳細については、「Copy Design: アクション ルール」を参照してください。

コピーを作成

すべての項目の設定が完了したら、[コピーを作成]をクリックして、コピー操作を開始します。

N/A

メイン ビューのグリッド

Copy Design のメイン ビューには、コピーで使用できるファイルの名前、ファイルの ID 番号、ファイルに対して実行するアクション、ファイルのリビジョンとステータス、現在の一覧で処理されるファイルのインスタンス数が表示されます。

ヒント: 既定では、アクションが割り当てられている場合、参照ファイル名はコピー先のファイル名に設定されます。[採番]パネルを表示すると、元の名前でファイルを指定したり、メイン ビューに[ファイル名(履歴)]を追加することができます。

メイン ビューでは、コピー アクションを管理したり、ビューをカスタマイズすることもできます。

ナビゲーション パネル

4 種類のナビゲーション パネルがあります。

パネル

詳細

参照先

[参照先]パネルでは、ユーザはコピー オブジェクトのコピー元とコピー先を追跡することができます。

既存のファイルをコピー対象ファイルのコミットされていないインスタンスに置換できるため、コピー対象のインスタンスには、多数のコピー先を指定することができます。[参照先]タブでは、ファイルが適切な場所にコピーされているかを確認できます。

詳細については、「Copy Design: 参照先」を参照してください。

アクション

[アクション]パネルでは、メイン ビューのファイルに対して実行するよう割り当てられている操作を確認できます。

メイン ビューでファイルの設定が完了したら、[アクション]パネルを使用して、割り当てられた操作を基準にファイルをフィルタできます。割り当てられた操作には、コピー、再利用、置換、除外、編集があります。

[アクション]パネルでは、メイン ビューの Copy Design の設定を確認して、必要な変更を行うことができます。

注: また、メイン グリッドから[アクション]パネルの目的の操作ボタンにファイルをドラッグ アンド ドロップして、アクションの操作を設定することもできます。

詳細については、「Copy Design: アクション」を参照してください。

採番

[採番]パネルには、コピー対象として選択したすべてのファイルの一覧が表示されます。選択した各ファイルの元の名前と新しい名前も表示されます。

グリッドには、使用可能な採番スキーマに基づいて、名前変更オプションが表示されます。

[採番]パネルのグリッドでは、特定のフィールドおよび個別の採番スキーマを編集することができます。

詳細については、「Copy Design: [採番スキーマ]パネル」を参照してください。

フォルダ

[フォルダ]パネルでは、コピー デザイン操作のコピー元フォルダとコピー先フォルダを確認できます。これは、必要なファイルが選択されているか、正しい場所にコピーされるかを確認する場合に役立ちます。

フォルダの場所を基準にして、操作対象として選択したファイルをグループ化できます。また、フォルダ間またはメイン グリッドからファイルをドラッグ アンド ドロップして、コピーを実行することもできます。

詳細については、「Copy Design: フォルダ」を参照してください。