オブジェクトにペイントする

NURBS またはポリゴン オブジェクトに対してペイントを行うときは、最初にオブジェクトをペイント可能にする必要があります。ペイント可能なオブジェクトに対して直接ペイントすると、ストロークのパスに沿ってサーフェス上にカーブが作成され、ストロークと新しいブラシがそのカーブに適用されます。オブジェクトを移動すると、オブジェクトとともにストロークが移動します。ストロークとサーフェス間に一定の距離(オフセット値)を保つこともできます。

オブジェクトをペイントするとき、ペイント可能な別のオブジェクトをペイントしない限り、ストロークはサーフェスから離れません。1 つのストロークの途中でペイント可能な別のオブジェクトをペイントすると、ストロークは次のオブジェクトへと移行し、2 つのオブジェクト間にブリッジが架かります。

注: NURBS またはポリゴン オブジェクトだけをペイントできます。

注:

オブジェクトにペイントするには

  1. ペイントする 1 つまたは複数の NURBS またはポリゴン オブジェクトを選択します。シーン ペインティング ビューで作業している場合は、[Ctrl]キー(Windows および Linux)または[Control]キー(Mac OS X)を押しながらオブジェクトをクリックします。
  2. モデリング(Modeling )メニュー セットで、生成 > ペイント可能にする(Generate > Make Paintable)を選択してペイントします。

    注:

    • ペイント可能にする(Make Paintable)を選択すると、現在選択されているオブジェクトだけがペイント可能になり、それ以前にペイント可能にしたオブジェクトはペイント不可能になります。
    • シーンを一度保存してから再度開くと、ファイル保存時にペイント可能だったオブジェクトもペイント不可能になります。それらのオブジェクトをペイントするためには、シーンを開いた後で、オブジェクトをペイント可能にする操作を再実行する必要があります。
  3. 生成 > ペイント可能なオブジェクトにペイント(Generate > Paint on Paintable Objects)を選択します。
    注: ペイント可能なオブジェクトがシーン内に存在しない場合、ストロークはパース ビューのグリッド プレーンにペイントされます。
  4. コンテンツ ブラウザ(Content Browser)(生成 > ブラシを取得(Generate > Get Brush))、またはシェルフで、ペイントに使用するプリセット ブラシをクリックします。
  5. 必要な場合、ストローク設定を修正します(生成 > ペイント エフェクト ツール(Generate > Paint Effects Tool) > )。これらの設定の詳細については、「ペイント エフェクト ツール オプション」を参照してください。
  6. 必要な場合は、ブラシ アトリビュートを修正します(生成 > テンプレート ブラシの設定(Generate > Template Brush Settings) > )。これらのアトリビュートについては、「ペイント エフェクト ブラシ設定」を参照してください。

    ヒント

    • ブラシのグローバル スケール(Global Scale)アトリビュート(既定のホットキー b: ModifyUpperRadiusPress の設定)、ブラシの幅(Brush Width)アトリビュート(ModifyLowerRadiusPress の設定)、サーフェスからストロークまでのオフセット値を制御するストローク オフセット(Stroke Offset)アトリビュート(既定のホットキー m: ModifyDisplacementPress の設定)をホットキー エディタ(Hotkey Editor)ブラシ ツール(Brush Tools)で設定すれば、3D シーン内でインタラクティブに変更することができます。その他のペイント エフェクト(Paint Effects)ホットキーについては、「ペイント エフェクト(Paint Effects)を使用するための準備をする」の「既定のペイント エフェクト(Paint Effects)ホットキーを使用する」を参照してください。
    • ストロークをミラー コピーされたサーフェスにペイントするときは、サーフェス法線を反転させるホットキーを設定することができます。詳細については、「ペイントされたオブジェクトでサーフェス法線を反転させる」を参照してください。
  7. シーン ビュー内またはシーン ペインティング ビュー内で、地表プレーンに沿ってドラッグします。

    シーン ペインティング ビューの詳細については、「シーン ペインティング ビューのオブジェクトのシェーディングを変更する」を参照してください。シーン ペインティング ビュー内での操作については、サーフェスに複数のストロークを自動ペイントするを参照してください。

    ヒント: オブジェクトにペイントしてからパース ビューのグリッド プレーンにペイントするには、シーン ビュー内でオブジェクトが存在しない領域をクリックして全オブジェクトの選択を解除し、次に、生成 > ペイント可能にする(Generate > Make Paintable)を選択します。

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