モディファイヤ スタック表示を右クリックすると、いくつかのモディファイヤの管理コマンドが使用できます。現在のモディファイヤに適用されないオブションは使用できません。たとえば、インスタンス化モディファイヤを選択した場合にのみ、[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)が使用できます。
モディファイヤ スタックの右クリック メニューは、主に次の目的で使用されます。
一度に複数のモディファイヤを、切り取り、コピー、貼り付けることができます。また、連続していないモディファイヤを選択して、切り取りやコピーができます。
スタックを集約すると、オブジェクトからモディファイヤが削除されます。通常、スタックを集約すると、オブジェクトが編集可能なバージョンに変換されます(NURBS モデルのように最初から編集可能な場合は例外)。[集約](Collapse)を使用するには、スタック内で 1 つまたは複数のモディファイヤを選択する必要があります。[集約](Collapse)を使用すると、最上位の選択したスタック項目を含めたすべてのスタック項目を作成パラメータから削除します。
スタックを集約する適切な理由を次に示します。
オブジェクトのスタックを集約した後に、オブジェクトの作成パラメータや個々のモディファイヤのパラメータを調整することはできません。それらのパラメータに割り当てられていたアニメーション トラックも消滅します。
モディファイヤの名前を変更できます。たとえば、「ベンド」という名前を、「最初に 45 度ベンド」などのより詳細な名前に変更できます。[名前変更](Rename)を選択して、スタック表示に新しい名前を入力し、Enter を押します。Esc を押すと、名前の変更をキャンセルできます。
スタックからモディファイヤを削除します。このモディファイヤの貼り付けはできません。
スタックからモディファイヤを切り取ります。このモディファイヤは削除されますが、貼り付けできます。
モディファイヤをコピーして貼り付けできます。
モディファイヤをスタックに貼り付けます。モディファイヤは、現在選択されているオブジェクトまたはモディファイヤの上に表示されます。ただし、ワールド空間モディファイヤはスタックの最上部に貼り付けられます。
オブジェクトから別のオブジェクトのスタックにモディファイヤを貼り付けることができます。
スタック内で複数のモディファイヤが選択されている場合、貼り付けはできません。
モディファイヤのインスタンスをスタックに貼り付けます。モディファイヤ インスタンスは、現在選択されているオブジェクトまたはモディファイヤの上に表示されます。ただし、ワールド空間モディファイヤはスタックの最上部に貼り付けられます。
オブジェクトから別のオブジェクトのスタックにモディファイヤ インスタンスを貼り付けることができます。
スタック内で複数のモディファイヤを選択する場合、[貼り付けをインスタンス化](Paste Instanced)は使用できません。
インスタンス化したモディファイヤを現在のオブジェクトで固有のコピーに変換します。このボタンは、右クリックしたモディファイヤがインスタンス化されないと使用できません。個別のモディファイヤとして割り当てを参照してください。
スタックの一部を集約します。[集約](Collapse)を使用するには、スタック内で 1 つまたは複数のモディファイヤを選択する必要があります。[集約](Collapse)を使用すると、最上位の選択したスタック項目を含む、すべてのスタック項目がオブジェクトから集約されます。最上位の選択の上のモディファイヤは変更されません。
結果のオブジェクト タイプは、特定のジオメトリ タイプがある場合は、それを出力する最上位のモディファイヤによって異なります。スタックにそのようなモディファイヤが含まれていない場合、結果は編集可能メッシュです。スタックの集約部分に特定のジオメトリ タイプを出力するモディファイヤが含まれていて、その上にこのような他のモディファイヤがない場合、結果はそのタイプのオブジェクトです。たとえば、このような上位の集約されたモディファイヤが[ポリゴンを編集](Edit Poly)の場合、結果のオブジェクトは[編集可能ポリゴン](Editable Poly)です。
すべてのスタックを集約します。
結果のスタック リストには 1 つのエントリが示されます。スタック上のモディファイヤが別のタイプのジオメトリを出力するのでない限り、それは[編集可能メッシュ](Editable Mesh)です。たとえば、このような上位のモディファイヤが[ポリゴンを編集](Edit Poly)の場合、結果のオブジェクトは[編集可能ポリゴン](Editable Poly)です。
このメニュー項目は、オブジェクトに適用されるモディファイヤがない場合に表示されます。次の[変換](Convert)オプションの 1 つを選択します。
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、オブジェクトのモディファイヤ スタックを集約するときや、編集可能ポリゴンなどの異なる形式に変換する際に、スタック内にあるモディファイヤに適用されているカスタム アトリビュートがすべて保存されます。
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、オブジェクトのモディファイヤ スタックを集約するときや、編集可能ポリゴンなどの異なる形式に変換する際に、[明示的なトラックを選択](Pick Explicit Track)またはスタック内にあるモディファイヤのトラックに適用されているカスタム アトリビュートがすべて保存されます。[カスタム アトリビュートを保存](Preserve Custom Attributes)(前を参照)がオンの場合に限り使用できます。
モディファイヤの効果がビューポートおよびレンダラーでオンになります。
モディファイヤ名の左側の電球アイコンで「オン」になったことを示します。
現在選択されているモディファイヤをビューポート内でのみオフにします。ビューポート内で、モディファイヤを適用しない状態で作業できます。レンダリング時にその効果を確認できます。
モディファイヤ名の左側の電球アイコンが「ビューポート内でオフ」になったことを示します。
現在選択されているモディファイヤをレンダリング内でのみオフにします。モディファイヤの効果がビューポート内で表示されますが、レンダラーでは表示されません。
モディファイヤの名前の左側の電球アイコンが「レンダラー内でオフ」になったことを示します。
現在選択されているモディファイヤを削除せずに、オフにします。モディファイヤを適用しない状態のオブジェクトを確認することができます。
モディファイヤ名の左側の電球アイコンで「オフ」になったことを示します。
オブジェクトがインスタンスの場合、参照に変換します。このオプションは、ベース オブジェクトがインスタンスである場合にのみ使用できます。
インスタンス オブジェクトを参照オブジェクトに変換すると、スタックの最上部に、空の「派生オブジェクト」バーが表示されます。このバーを選択し、モディファイヤを適用できます。バーの上に適用されたモディファイヤは、参照オブジェクトだけに影響を与えます。その親オブジェクトには影響しません。
グレーのバーは、スタックのベースにある参照オブジェクトを示します。
スタック表示のすべての階層項目の表示を展開して、サブオブジェクトを含む、スタックのすべての項目を表示します。
スタック表示のすべての階層項目のサブツリーを非表示にして、オブジェクト、モディファイヤ、およびスペース ワープ バインディングだけを表示します。