ActiveX コントロールは、DotNet フレームワークとそのコントロールを考慮して、最新バージョンの Microsoft Windows オペレーティング システムで非推奨となりました。
MAXScript では引き続き ActiveX コントロールがサポートされますが、これらは MAXScript にアクセス可能なシステムにインストールおよび登録する必要があります。
ActiveX コントロールの代わりに、MAXScript では、3ds Max 9以降において DotNet コントロールがサポートされます。
3ds Max 4以降、MAXScript は ActiveX コントロールをロールアウトに埋め込めるようになり、利用できるユーザ インタフェース コントロールの種類が拡張されています。
この機能により、MAXScript に次のようなさまざまな機能を追加できます。
ロールアウトに Excel スプレッドシートを埋め込み、ユーザがセルに入力した値を抽出して、Max 内でアニメーションを作成する。
MAXScript を利用して ActiveMovie プレーヤを作成し、Avi ファイルをロードして、ActiveMovie プレーヤ内に描画された Avi と Max のアニメーションとを同期させる。
この機能を支えている技術は、MAXScript 拡張機能プラグイン (MxsActiveX.dlx) です。ParamBlock2 は使用しません。このプラグインにより、新しいタイプのロールアウト コントロールが追加されます。
activeXControl <name> [ <control_type> ] [ setupEvents:<boolean> ] [ releaseOnClose:<boolean> ] [ prop1:<value> ] [ prop2:<value> ] &ldots;
これらは、コントロール固有のキーワード引数です。コントロール上で showProperties を呼び出すことにより、プロパティおよびプロパティ タイプのリストを取得できます。
true (既定値)に設定すると、ActiveX コントロールに対するイベントのサポートが有効になります。 false に設定すると、イベント ハンドラがまったく呼び出されません。これは、コントロールによってあまりに多くのイベントが起動しているが、面白そうなものがまったくない場合に有用です。
ActiveX コントロールはすべて、2 つの非表示コントロールを作成します。ここで true (既定値)を渡すと、これらが解放され、コントロールによってリソースがすべて使い尽くされてしまいます。また、ロールアウトを閉じてしまうと ActiveX のプロパティにアクセスできなくなります。これは、Listview や Treeview など、ウィンドウのコントロールに該当する現象です。
ロールアウトを閉じた後にコントロールのプロパティにアクセスする必要がある場合は、 false を渡す必要があります。これは、XML パーサーや FTP コントロールなど、ウィンドウの存在しないコントロールに役立ちます。 例としては xmlio.ms を参照してください。
ActiveX コントロールのインデックス付きプロパティへのアクセス
ActiveX - 3ds Max キーボード アクセラレータを無効にする
MAXScript 名として表現される ActiveX COM
updateWindow (ActiveX コントロール用)
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