検査で使用されるプローブ、ツール、および設定を操作します。
このタブの役割と内容は、リボンで指定した計測デバイスのタイプによって異なります。
[マシン]タブを使用して行う操作は、マシン タイプおよびプロトコルによって異なります。
- [計測デバイスに接続されていないマシン]: プログラム シミュレーターのプローブ コンポーネントを指定します。切断されている手動 CMM では、[マシン]タブは無効になります。
- [デバイス プロトコルまたは I++ クライアントツール プロトコルで接続されたマシン]: プローブの較正ステータスを表示し、各プローブの較正を管理します。CNC マシンの場合、ラックの指定や管理も行うことができます。
- [I++ プロトコルで接続されたマシン]: シミュレーターのプローブをモデル化し、プローブおよび位置を選択します。まず、I++ サーバーでプローブを較正する必要があります。
- [OMV マシン]: 計測デバイス、プローブ、およびプローブ ツールを指定します。また、検査をシミュレートすることもできます。
注: [マシン]タブは、多関節アームなどのポータブル計測デバイスでは表示されません。
プローブ ビュー
プローブ ビューには、CNC マシンおよび手動 CMM での検査を作成する際に使用される計測デバイスの詳細が表示されます。
プローブ ビュー
ドキュメントが計測デバイスに接続されている場合、このビューにはデバイスの現行セットアップが表示されます。ドキュメントが計測デバイスに接続されていない場合、このビューは、任意のマシン セットアップを使用するように構成することができます。
プローブ ビューには次の要素が含まれます。
- プローブ ビューのツールバー
- マシン モデル領域(CNC マシンの場合)。
- プローブヘッド領域
- プローブツール領域
- プローブ位置領域(割り出し可能なヘッドの使用時)
- サブアセンブリ領域(CNC マシンの場合)
デバイスまたは、I++ ClientTool プロトコルを使用してドキュメントが CMM に接続されている場合、次の要素も表示されます。
- プローブ、または、プローブ位置が較正済みの場合は
、未較正の場合は
が表示されます。形状トレランス使用 の選択時には、追加の
アイコンも表示されます。これは、プローブ、または、位置が較正済みで、指定された形状トレランス外の場合に表示されます。
- 選択したプローブまたは位置の最終較正日、スタイラスの有効直径または規定直径、および選択したプローブまたは位置の較正ステータス。
プローブ ビューのツールバー
ドキュメントの CNC マシンまたは手動 CMM に対するプローブを指定して構成し、プローブ アセンブリを較正します。
オプションは、ドキュメントが計測デバイスに接続されているかどうか、および接続プロトコルによって異なります。
プローブ位置をソートするには、プローブを右クリックして、コンテキスト メニューからオプションを選択します。選択
- リセット - 選択したソートオプションをクリアーします。
- 較正を考慮 - 較正済みの全方向に続き、未較正の全方向を表示します。
- A 角度優先 - A 角度のサイズで並べ替えます。
- B 角度優先 - B 角度のサイズで並べ替えます。
- 昇順 - 昇順でサイズを並べ替えます。
- 降順 - 降順でサイズを並べ替えます。
I++ サーバープロトコルを使用して、ドキュメントが測定デバイスに接続されると、プローブビューには、サーバーのプローブが表示されます。アクティブプローブ、および、プローブ位置の選択は、プローブビューツールバーから可能です。ただし、I++ サーバーで、プローブの定義、および、較正が必要です。
注: I++ サーバーに接続すると、PowerInspect によって、ドキュメントで定義されたプローブ名と、サーバーで定義されたプローブ名が照合されます。名前が一致しない場合、ドキュメントの実行前に、[I++ プローブ一致]ダイアログを使用してプローブ同士を関連付ける必要があります。