ビューの注釈付けと詳細化によってモデルをドキュメント化して、建設の詳細を作成します。
Revit LT での詳細化とは、モデル ジオメトリに詳細要素を追加して建築の詳細を作成するプロセスです。詳細ビューを作成するための基本的なプロセスの概要は、次のようになります。
断面図ビュー、吹き出しビュー、製図ビューを作成して、モデルの詳細化および設計図書の作成を行います。詳細化の際に詳細要素の参照先として、ビュー内でモデル要素を詳細化の一環で使用することができますが、それ以外では、詳細ビューでモデル ジオメトリを使用しないでください。
モデルのビューの詳細化について説明します。 |
詳細化のためのモデルのビューを作成します。 |
製図ビューを使用するタイミングについて説明します。 |
詳細図でモデル ジオメトリを参照する必要がない場合、製図ビューを作成します。 |
プロジェクト内で、製図ビューのためのビュー参照を作成します。 |
詳細化に代わる方法として、パーツおよび展開された 3D ビューを使用します。 |
詳細コンポーネントは、ビューに追加された、または詳細ビューの構成に使用される、ビュー固有の 2D 要素です。詳細要素は、通常、モデルに対して小さすぎるまたは多すぎるため、詳細ビューで一度に表示します。一般的な詳細コンポーネント ファミリのライブラリがあると、詳細化にかかる時間を節約できます。Revit LT では、ライブラリのサンプルとして、500 を超える詳細コンポーネント ファミリが用意されています。モデルの詳細ビューを作成する際は、線分と塗り潰し領域も使用します。
詳細ビューを作成する際に使用するさまざまなツールについて説明します。 |
詳細ビューの作成に使用する詳細コンポーネント ファミリ、2D ファミリについて説明します。 |
詳細コンポーネント ファミリをビュー内に配置します。 |
繰り返し詳細を使用して、複数の詳細コンポーネントを繰り返しパターンですばやく配置します。 |
レイアウトの細かいコントロールが必要な場合やコンポーネントに注釈を付ける必要がある場合は、繰り返し詳細の代わりに、線分ベースの詳細コンポーネントを使用します。 |
詳細ビューで要素を表すための線分を描画します。 |
塗り潰し領域を使用して、詳細の領域全体にパターンを適用します。 |
マスキング領域はビュー内のモデル ジオメトリを非表示にします。 |
バット入り断熱材を追加するには、[断熱材]ツールを使用します。 |
ビュー内の詳細要素が必要に応じて表示されるように、描画順を変更します。 |
注釈ツールを使用して、寸法や注記で詳細に注釈を付けます。キーノート作成システムにより、詳細コンポーネント ファミリに注釈情報を事前に設定できます。キーノートにより、詳細ビューへの注釈付けが迅速かつ一貫したものになります。
引出線と注記を詳細に追加します。 |
キーノートを使用して、詳細にすばやく注釈を追加します。 |
キーノートが詳細ビューに配置されて一貫性のあるドキュメントになることを確認します。 |
標準を満たすように、キーノート ファイルをカスタマイズし、注釈テキストのソースを一貫性のあるものにします。 |
一般的な詳細を保存してファイルに出力し、ライブラリとして使用します。一般的な詳細ライブラリからプロジェクトにビューが転送されるので、時間の節約になります。製図ビューで従来の CAD 詳細を使用すると、以前に行った作業を Revit LT のワークフローで活用することができます。
詳細ビューを保存して、他のプロジェクトで使用します。 |
詳細ビューでモデル要素を使用している場合は、モデル要素と詳細要素の両方を外部プロジェクトに保存します。 |
詳細ライブラリの詳細要素を現在のプロジェクトに配置します。 |
製図ビューは、プロジェクト間で転送することができます。 |
一般的な詳細ビューのライブラリとして RVT ファイルを設定します。 |
従来の CAD 詳細をプロジェクトで使用します。 |