旋盤溝切り粗取り加工法ストラテジー

旋盤溝粗取り加工法ストラテジーでは、溝の内径、外径、または面を加工して、大量のストックを溝から除去します。

外側溝を加工する旋盤溝切り粗取り加工ツールパス加工の例

工具入力

工具入力 オプションを使用し、工具を溝のサイドから進入させるか、中央から進入させるかを選択できます。

• サイド は、工具破損のリスクを低減しながら、材料除去を制御します。形状が複雑な溝や、工具の進入スペースが限られている場合に便利です。
• 中心 - 大きなストックを速やかに除去します。ただし、切削力と工具のたわみが大きくなる可能性があります。

工具は、サイド(1)および中心(2)から溝に進入します。

加工順序を指定

工具がサイドから溝に進入する場合、順序を指定することができます。深さを最初に除去するか、幅を最初に除去するかを選択:

• 深さから - 最初に溝の全深さを加工してから、次の加工にステップオーバーします。
• 幅から - 最初に小さな深さを加工します。次のステップダウンに移る前に、溝の幅全体に同じ加工を行います。

工具は、深さ優先(1)と幅さ優先(2)でストックを除去します。