Point オブジェクト(ActiveX)

ドット、正方形、円、X、ティック、プラス記号(+)、あるいはこれらの組み合わせとして表示される点マーカー。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadPoint

オブジェクトの継承
Object
   AcadObject
      AcadEntity
         AcadPoint
作成時に用いる項目

VBA

ModelSpace.AddPoint
PaperSpace.AddPoint
Block.AddPoint
経由する項目

VBA

ModelSpace.Item
PaperSpace.Item
Block.Item
SelectionSet.Item
Group.Item

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

3D 空間における点の位置を指定することができます。Z 座標を省略した場合は、現在の高度が使用されます。

点は、[点]オブジェクト スナップで利用することもできます。また、Coordinates プロパティは、入力パラメータとして点を必要とするメソッドで使用される配列を提供します。

点オブジェクトの外観をコントロールする

システム変数 PDMODE および PDSIZE は、点オブジェクトの外観をコントロールします。PDMODE の値を 0、2、3、4 にすると、図形がその点を通るように指定できます。値 1 を指定すると、何も表示されません。



上記の値に 32、64、または 96 を加えると、その点を通る図形に加え、その点の周囲に描画する形状を選択できます。







システム変数 PDSIZE は、PDMODE 値の 0 と 1 を除く点オブジェクトのサイズをコントロールします。0 を設定すると、グラフィックス領域の高さの 5% の位置に点が生成されます。正の PDSIZE 値は、点の形状の絶対サイズを指定します。 負数の値は、ビューポート サイズのパーセンテージと解釈されます。すべての点のサイズは、図面が再作図されると計算し直されます。

PDMODE と PDSIZE を変更すると、既存の点の外観は、次に図面が再作図されたときに変化します。

点を作成する

点を作成するには、 AddPoint メソッドを使用します。