[整形オプション]ダイアログ ボックスで[その他のオプション]ボタンをクリックすると、その他の整形オプションが表示されます。
Visual LISP の整形機能は、整形スタイルを選択するときにこの値をチェックします。式の中の文字数がこの値より多いと、その式は複数行に表示されます。
このチェック ボックスをオンにすると、整形されているテキスト内で新しい行が検出されるたびに改行されます。このチェック ボックスをオフにすると、複数行の式が右余白を超えない場合は、その式はプレーン スタイルになります。
このチェック ボックスをオンにすると、右余白を超えるコメントが分割されます。
これらのオプションは、AutoLISP のシンボル名の英文字の大文字/小文字を切り替えるかどうかをコントロールします。プロテクト シンボルのサブグループは、プロテクト シンボル(つまり、ASSIGN-PROTECT フラグが設定されているシンボル)の大文字/小文字の変換をコントロールします。非プロテクト シンボルのサブグループは、AutoLISP の非プロテクト シンボルの大文字/小文字の変換をコントロールします。次のオプションを設定できます。
[なし]: 大文字/小文字変換は行われません。
[小文字]: シンボル名のすべての文字が小文字に変換されます。
[大文字]: シンボル名のすべての文字が大文字に変換されます。
[長いリストの整形スタイル]領域のオプションは、長いリストの整形をコントロールします。長いリストとは、 defun 、 lambda 式での仮引数のリスト、または5 つ以上の要素を含むクォーテーション付きのリストのことです。このスタイル オプションは、1 行に(つまり、[テキストの右側の余白]内に)収まらない長いリストに適用されます。[長いリストの整形スタイル]オプションの設定結果を見るには、次の文に対して各オプションを適用してください。ここでは、[右テキスト余白]を 45 に設定しています。
(setq lista '("abc" "def" "ghi" "jkl" "mno" "pqr"))
オプションは次のとおりです。
(setq lista '("abc"
"def"
"ghi"
"jkl"
"mno"
"pqr"
)
)
(setq listall '("abc" "def"
"ghi" "jkl"
"mno" "pqr"
)
)
(setq listall '("abc" "def" "ghi"
"jkl" "mno" "pqr"
)
)
(setq listall '("abc" "def" "ghi" "jkl" “mno”
"pqr"
)
)