DWG または DXF に書き出す

単一のビューまたは、複数のビューとシートを DWG や DXF 形式に書き出します。

ビデオ: DWG 書き出し設定をカスタマイズする

注: このビデオは、Revit を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザインタフェースが多少異なる場合があります。

[書き出し] [CAD 形式] (DWG)または (DXF)をクリックします。

[DWG (または DXF) に書き出し]ダイアログの[書き出しセットアップを選択]で目的のセットアップが表示されいない場合は、ドロップダウンリストから目的のセットアップを選択します。選択した設定を変更するか、新規設定を作成する場合は、

(書き出しセットアップを修正)をクリックします。それ以外は手順 4 に進みます。

[DWG/DXF 書き出しセットアップを修正]ダイアログの左パネルにはすべての既存の書き出しセットアップが表示されます。タブには現在選択されているセットアップの設定内容が表示されます。セットアップは次の方法で管理できます。

	新規書き出しセットアップを作成する。既定の設定を使用する。
	書き出しセットアップを複製する。現在選択中のセットアップの設定を利用して新規セットアップを作成する。
	書き出しセットアップの名前を変更する。現在選択中のセットアップ対する新規名称の指定が促されます。
	書き出しセットアップを削除する。選択したセットアップを削除します(ただし、既定の<セッション内書き出しセットアップ>は削除できません)。

[DWG/DXF 書き出しセットアップを修正]ダイアログの次のタブで、必要に応じた書き出しオプションを指定し、[OK]をクリックします。
- レイヤ(「DWG/DXF 書き出しでのレイヤマッピング」を参照)
- 線分(「DWG/DXF 書き出し用の線種を設定する」を参照)
- パターン(「DWG/DXF 書き出しのためのパターンマッピング」を参照)
- 文字とフォント(「DWG/DXF 書き出し用文字処理を指定する」を参照)
- 色(「DWG/DXF 書き出しの色を指定する」を参照)
- ソリッド(「DWG/DXF 書き出し用ソリッドを指定する」を参照)
- 単位(「DWG/DXF 書き出しの単位と座標」を参照)
- 一般(「DWG/DXF 書き出しの一般オプションを指定する」を参照)
AutoCAD 寸法に書き出した際の Revit LT 寸法のマッピング動作に関する詳細については、Export Behavior of Revit Dimensions_2015.pdf をダウンロードしてください

[DWG(または DXF) 書き出し設定]ダイアログでは、DWG または DXF ファイルに書き出すビューとシートを指定します。

書き出す内容	方法
単一のビュー	[書き出し]で、[<現在のビュー/シートのみ>]を選択します。
複数のビューおよびシート	[書き出し]で、[< セッションビュー / シートセット >]をクリックして、ビューとシート(「ビューセットとシートセットの作成について」を参照)を選択します。

書き出しの準備ができたら[次へ]をクリックします。現在の書き出し設定を保存し、書き出しを行わずにダイアログを閉じるには、[設定を保存] > [閉じる]をクリックします。
[CAD 形式書き出し]ダイアログで、書き出されるファイルのターゲットフォルダにナビゲートします。
[ファイルの種類]で、書き出す DWG/DXF ファイルの AutoCAD バージョンを選択します。(このオプションの既定の設定は、手順 3 で参照した[DWG/DXF 書き出しセットアップを修正]ダイアログの[一般]タブで指定されています。)
注: オプションとして AutoCAD 2000 DWG ファイル(*.dwg)または AutoCAD 2000 DXF ファイル(*.dxf)を選択した場合は、レイヤ名に指定できる文字数は最大で 32 となります。これを超える文字数を持つ名前は、Revit LT によって自動的に切り捨てられ、先頭の 15 文字と末尾の 15 文字が下線(_)でつながれ、固有の数字が接尾語として付加されます。
[名前]で、自動的に生成されるファイル名のオプションを選択します。
プロジェクト内の Revit LT リンクまたは DWG リンクを、互いに参照する複数のファイルではなく単一のファイルに書き出したい場合は、[書き出し]ビューのシートとリンクの外部参照オプションの選択を必ず解除してください。(このオプションの既定の設定は、手順 3 で参照した[DWG/DXF 書き出しセットアップを修正]ダイアログの[一般]タブで指定されています。)
[OK]をクリックします。

Revit LT により選択したビューとシートが DWG ファイルに書き出され、ターゲットフォルダに配置されます。

3D ビューを DWG または DXF ファイルに書き出す場合、色は次のように処理されます。

エッジの色: AutoCAD ではレンダリングされないため、エッジの色は書き出し時に無視されます。これにより、正しいシェーディング/リアリスティックビューになります(エッジの優先設定は、モデル全体に割り当てられなくなります)。
フェーズの色: 塗り潰しに対する色の優先設定は書き出し時にサポートされますが、パターンに対する色の優先設定はサポートされません。

2D ビューを DWG ファイルに書き出す場合、線分は次のように処理されます。

図面内で 2 つの線分が重複している場合は、太い線分が保持されます。細い線分は、短くされるか、除外されます。
太い線分が細い線分よりも短く、その始点と終点が細い線分内に収まる場合、操作は行われません。
表示パラメータが同じである同一線上の 2 本の線分が重なっている場合、1 本の線分に合成されます。
壁が DWG ファイルで線分になった場合、同一線上の短い線分が生成されなくなります。

注: シートビューに背景イメージとして挿入されたイメージを持つ DWG ファイルに Revit LT ファイルを書き出すことを選択した場合、そのイメージが AutoCAD で正しく表示されるように、書き出し先の DWG ファイルの印刷オプションを編集しなければならない場合があります。そのためには、AutoCAD の[ページ設定管理]を起動し、[ペーパー空間を最後に印刷]チェックボックスをオフにします。

DWG または DXF に書き出す

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