式について

式は条件を指定するために使用します。[式エディタ]を使用してデータ·ストアからモデルにプロパティをマップする式を作成し、フィーチャをフィルタまたは選択したり、データ値を算出または変換したり、スタイル設定およびラベル付けの基準を指定します。

をクリックして、 [式エディタ] を開きます。詳細については、「式を作成するには」を参照してください。また、式の要素のヘルプについては、「式を作成する - リファレンス」を参照してください。

このテーブルは、式の使用方法について詳細に説明しています。
[データのフィルタ]
  • 読み込み中にデータをフィルタする

    定義した条件を使用して、読み込み中または読み込み後にデータ ソースのデータをフィルタします。元のデータ ストアのプロパティを組み合わせてモデルのプロパティにマップすし、[ソース フィルタ]を使用してデータ テーブルのエントリの書式を設定します。·

  • 位置によるフィルタ

    式で使用するモデル上で空間領域を描画します。

  • フィーチャ クラスのフィルタ

    フィーチャ クラスのサブセットを作成し、作業します。

    注: フィルタ式の結果は、ブール演算値になります。詳細については、「式を使用してフィルタする」を参照してください。
フィーチャを選択·
  • 位置に基づいてフィーチャを選択する

    定義した一連の空間条件を満たしているモデルのフィーチャのみを検索して選択します。

  • プロパティに基づいてフィーチャを選択する

    定義した一連のプロパティ条件を満たしているモデルのフィーチャのみを検索して選択します。たとえば、高さの正のオフセットを指定するすべてのフィーチャを選択するには、次の式: ELEVATION_OFFSET > 0 を使用します。

  • 注: フィルタで選択式の結果は、ブール演算値になります。
データを変換する
  • データを変換する

    あるデータ型からのデータ値を別のデータ値に変換して変換結果を評価します。数値文字列またはテキスト文字列を特定の数値またはテキスト形式に変換します。文字列プロパティの形式またはタイプを変更します。たとえば、データ ストアに日付の値をテキストとして保存している場合、その値を日付文字列に変換できます。そうすると日付文字列で日付関数を使用できます。 テキスト文字列を日付形式に変換し、日または月を結果として得られた日付に追加できます。

値を計算する
  • 値を計算する

    既存の値に基づいて、新しい値を計算します。たとえば、ポリゴンの領域またはリニア フィーチャの長さを計算し、値を切り上げまたは切り下げし、値の平方根を検索して、三角関数を使用するか、別の数で除算した後に数の余りを求めます。複数の値の平均値、または中央値を取得する。

  • 注: 値ペインは、計算式の作成中は使用できません。計算の作成中は元のデータ ソースからプロパティ値を表示または挿入できません。
プロパティの評価·
  • プロパティの評価 ·
    1 つまたは複数のプロパティの値に基づいて、データを表示、フィルタまたは選択します。
    • 簡単な式で 1 つのプロパティを評価します。たとえば、NAME プロパティが「Elm」の道路を指定するには、次の式: NAME = 'ELM St' を使用します。
    • 複雑な式は、複数のプロパティまたは複数の値を使用します。たとえば、屋根の高さが 18 より大きく 32 より小さい建物を指定するには、次の式: ROOF_HEIGHT > 18 AND ROOF_HEIGHT < 32 を使用します。
スタイル ルールの定義
  • [スタイル ルール] を定義します

    すべてのスタイル ルールは、式に基づいてフィーチャに表示スタイルを適用します。たとえば、種(NAME プロパティ)を表示される樹木スタイルにマップするツリーのスタイルを作成します。

数値やテキスト文字列を書式設定する
  • 文字式を使用してテキスト文字列を書式設定する

    文字式を使用して、テキスト文字列を解析および操作できます。たとえば、文字式を使用して、ある文字セットを別の文字セットに置き換えます。複雑な文字式は複数のプロパティを単一のエントリに結合する(組み合わせる)こともできます。たとえば、次の式: "Concat (First_Name, ' ', Last_Name)"を含む Full_Name プロパティのエントリを作成します。

  • 数式を使用して数字文字列を書式設定する

    数式は、数値のみを操作します。数学関数を使用します。これによって、数値文字列を解析および操作することができます。たとえば、修理費を次に高いドルに四捨五入するには、次の式: Ceil (REPAIR_COST) を使用します。